大ぼら一代番外地
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Aladdin Theater - Portland

昨夜はChrisと飲み明かせど、午前4時半には起床。朝飯食らうべく蛸缶、レタス、玉葱、ハバネロ、トルティーヤ召喚、

 

 

更にチリサルサディップも召喚、

 

 

トルティーヤを電子レンジに1分ぶち込み加熱、是等を全てON!

 

 

斯くして「タコタコス」堪能せり。

 

 

勢いにて2個目もペロリ平らげし。

 

 

Justinより午前10時半出発と下知あれば、出発前に早過ぎな昼飯食うべく、冷凍烏賊召喚解凍するや、嘗て日本食料スーパーにて購入せし海苔佃煮と合わせ電子レンジにて2分加熱、その傍ら素麺を茹で上げ、レタスと玉葱も用意すれば、その烏賊海苔煮も合わせ攪拌、プチトマト添え、水屋よりミックスハーブ借用し施せば、是にてインプロクッキング「烏賊海苔混ぜ麺」堪能せり。海苔佃煮の味わいに郷愁覚えし。

 

 

御世話になりしChrisとKerryと記念撮影。

 

 

いざPoirtlandへ向け出発すれば、給油休憩にて立ち寄りし田舎のガソリンスタンドに、いささか「ツイン・ピークス」の香り感ずるかな。

 

 

その田舎のガソリンスタンド内売店訪れるや、如何にも田舎のアメリカ男性たる恰幅良過ぎな男性従業員4名、手作り惣菜コーナーもトラック運転手が主な顧客たらんと想像されれば、なかなかの充実ぶりにして、チキンテンダーと思しき所望すれば、結果「チキンバスケット」と相成り大振りなチキンテンダー3枚と豪快なフライドポテト山盛り、是にて$10,00に至らねばなかなかの御得感もあり。

 

 

朝から概ね生野菜と素麺なれば腹持ち悪く、久々に食らうヘヴィな揚げ物に感動するも、結局チキンテンダー1枚堪能すれば十分、残りは何れリサイクルせん。

 

 

今宵の投宿先はソロのみならずAUMEF-Space等にても活動される奇才音楽家Scot Jenerik邸なり。素晴らしき豪邸にして、調度品のひとつひとつに拘り伺えれば、いやはや羨ましき限りかな。

 

 

冷蔵庫のホットソースコレクションさえも圧巻かな。

 

 

既に入浴可なるジャグジーバスも完備、今宵ゆっくり堪能させて頂かん。

 

 

小休止させて頂きし後、今宵の会場Aladdin Theaterへ到着せり。

 

 

その名の通り正に劇場然とせり。

 

 

今宵先鋒を務められしはSpirit Mother、気付けば既に彼等の曲を覚え口遊む有様、ルックスも良ければ人気爆発前夜たらんや。

 

今宵は90分のセットを披露せり。今宵も爆音にて大暴走すれば、宇宙の果て行き銀河鉄道片身内切符の旅へ御案内、ステージ広ければほたえ捲り、遂に「砂十島劇場」幕開けるや怒涛の弾丸特攻、guitar crowd surfing経て大団円へ至るや幕。

 

[set list]

1. Sycamore Tree

2. Dark Star Blues ~ Santa Maria

3. La Novia

4. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

5. In A session Not C ~ Flying Teapot ~ Cometary Orbital Drive

 

ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。

 

 

 

 

 

今回の全米ツアーから、新たなブッキングエージェンシーへ移籍すれば、我々を担当するIanと初顔合わせも果たせり。事前に想像せし姿と全く異なれど、ナイスガイたるは云わずもがな、ルックス的にも大いに親近感抱くばかりなれば、安堵せり。今後ともどうぞ宜しく御願いいたします。

 

 

Scot邸に帰還するや、手料理にてディナー御用意下さり感謝感激。「創作鍋焼きうどん」とでも云うべき一品、野菜や練物大量にぶち込まれし鍋にうどん投下、而してシェフ自ら盛り付け、

 

 

トッピングもいろいろあれば、ハイテクな胡麻擂りマシーンに驚愕せられし。

 

 

斯くして「Scott流 味噌鍋焼きうどん」是が我々全員を唸らせる程の美味ぶりにして「A good musician is also a good cook (良い音楽家は良い料理人でもある)」たる故事を想わせし。

 

 

腹も満たされれば、Scotと赤ワインのグラス傾けつつ歓談に耽し。而して2人睦まじくジャグジーへ突撃、男同士裸の付き合い宜しく真面目話からアホ話まで百花繚乱。何と彼は1998年にSan Franciscoにて行いしAMT宗家デビューライヴも目撃され、AMTに先駆けての私の経歴たるMainliner 1st「Mellow Out」に衝撃受ければこそなりけり。

 

 

Scot去りし後も、私は単身ジャグジーを存分に堪能満喫、気付けば午前4時に至りしか。
斯くしてPortlandの夜は更け行きし。

 

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Tractor Tavern - Seattle

午前6時起床。昨夜は午前3時から均かの緊急酒宴「豚しゃぶ大会」開催されれば、ついぞ美酒美食に酔い痴れベッドにて大往生ぶっこく始末、何せ今夜10時にBandcamp Friday迫れば、最早録り下ろし新作完成まで一刻の猶予もなく、能天気に朝飯やシャワーどころでなし、斯くしてコーヒー啜りつつ音源制作に勤しみし。

午前11時出発なれど、午前10時過ぎに漸く録り下ろし新作概ね完成、然れば残される時間にて先ずは朝飯食らわんとすれど、超速クッキングにて済ますべく、卓上に残る昨夜の「豚しゃぶ」出汁残党に着眼、其処へ白菜残党ちぎりぶち込むや、先達てWalmartにて購いし蟹蒲とカットわかめ召喚投下、電子レンジにて4分加熱すれば、是にてインプロ超速クッキング「金曜朝の御汁」完成、

 

 

先達て韓国系スーパーにて購いし納豆最終弾も添え、斯くして「金曜朝定食 (ごはん無し)」瞬殺にて平らげし。 

 

 

ワシントン州Seattleへ向け出発せり。移動に車中にてツアー道中譚たるブログ記事綴らんとすれど、ブログ執筆に伴う誘眠効果覿面にて、僅か数文字タイプするや寝落ち、ふと目覚めて復帰せんとすれど、数文字タイプするや再び寝落ち、是を繰り返すばかりにて殆ど進展せぬ有様。

 

5時間のドライヴにてSeattleへ、今宵の会場Tractor Tavernへ到着せり。

 

 

今回レンタルせい黒バン、見て呉こそ漆黒のブラックにて重厚感溢れ厳つけれど、内部はシート狭くヘッドレスト無し、なかなか窮屈にて難儀させられる上、後部ベンチシート撤去すれば、床のディテールが凹凸多く是亦往生こかされる難儀な代物、然ればNANI君がダンボールを以てフローリング施し下さり、是にて当面快適積載と相成る筈かな。

 

 

NANI君、どうも有り難う。お疲れ様でした。

 

 

NANI君が斯くも奮闘されし最中、こちとら今夜10時に迫るBandcamp Fridayへ向け、ラストスパートにて音源最終チェックやらジャケット制作やらフォロワーの皆様へのメッセージ発射やらSNS各所への宣伝投下やら大童、然りとて何とか無事ミッション完遂すれば安堵。人間のクズなれど、やる時はやります。

 

Seattleと云えば旧友Kinskiの本拠地なれば、メンバー皆して界隈のバーに待ち受け下さり、NANI君共々合流、久々の再会祝し乾杯せり。

 

 

 

朝飯の質素極まりなき超速定食以来何も未だ食しておらねば、Bandcamp Fridayの重責も果たしての安堵感もあればこそか、突如猛烈な飢餓感襲来せり。然れば御品書より「Chicken Fried Chicken」なる何故か「Chicken」が重複する名称の代物所望、パン粉施されしチキンカツとマッシュポテトが、濁流にて被災せしが如き謎ソースに沈められ、大量の芽キャベツ添えられれば、謎ソースのパンチ不足否めねど、空腹の勢いにて一気に平らげし。

 

 

今宵先鋒務められしはSpirit Mother、夜毎爆音化せしかと思われれば、是ももしや我々の悪影響か、果たしてツアー終盤にはどないなるねやら。

 

 

今宵は90分のセットを披露せり。私が抱えし機材トラブルも概ね解決済み、Marshall JCM900も漸く本来のポテンシャル発揮されれば、心地良きサスティーンに己れ自身さえ酔わいでか。「Pink Lady Lemonade」に於けるNANI君の刻むリズムのBPM降下ぶりに、思わずこちらの心拍数まで連動、心肺停止せんやと危惧さえせし一幕もあれど、そこからの「砂十島劇場」大爆裂にホール内テンションは急騰爆上がり、怒涛の大暴走にて宇宙の彼方まで2往復はせしか、guitar crowd surfing経て、愈々大団円へ至るや幕。……かと思いきや、Spirit Mother紅一点SJ嬢が、ステージ上にて記念撮影せんと促すも、我等が物販部隊は疾きこと風の如くどころかテレポートせしかの如く、一瞬にて物販ブースAcid Mothers Temple Shopzoneへ着陣済み、然れどNANI君がステージへ戻られればアンコール鳴り止まず、そもそも「アンコールはしない」を信条とすれど、最早この始末尻拭くべしと私とジョンソンも登壇、SJ嬢も誘い、嘗てのアンコール定番「Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye」大合唱を以て幕。

 

[set list]

1. Sycamore Tree

2. Dark Star Blues ~ Santa Maria

3. La Novia

4. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

5. In A session Not C ~ Flying Teapot ~ Cometary Orbital Drive

6. Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye [encore]

 

ネット上にてライヴ写真と動画拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。

 

 


 

SJ嬢との2ショット。

 

 

今宵の投宿先は、KinskiのChrisの新居にして、久々に彼と差し向かいにて飲み明かせば、Seattleの夜は更け行きし。

 

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Bandcamp Friday 全米ツアー中なれど新譜公開せり

既に今月のBandcamp Fridayは残す処13時間弱なれど、リリース案内含め遅れ馳せ乍ら投稿す。

 

我々赤貧ミュージシャン達の救世主ことBandcamp Friday再び。

Bandcamp Fridayとは、そもそもはコロナ狂騒の煽り受け困窮する世のミュージシャン達を憂い、Bandcamp側が売り上げを100%ミュージシャン側へ還元下さる太っ腹この上なき企画たれど、コロナ狂騒なんぞ疾うに終焉済みにも関わらず、御厚意にて今年2024年も継続下されば、今月もKawabata Makoto official BandcampAMT公式Bandcamp共に、新たにデジタルアルバム公開せり。

然りとてフィジカルリリース開始以来、矢張り「モノ」を手にされる事切望される御仁少なからず、御陰様にて今やデジタルリリース売り上げを凌駕すれば、今回はAMT宗家正方形lathe-cut 7"EPなるレアな商品も販売すれど、ソールドアウトも時間の問題なれば、購入検討される方は急がれたし。私が参加せし随分以前にリリースされしライヴCDを今回追加、而して既にフィジカルリリース中なる作品群についても、在庫あるタイトルは補充させて頂きし。
 

先ずKawabata Makoto official Bandcampに於いては、2022年の名古屋Tokuzoに於けるアコースティックギターソロ音源を素材として、新たな音楽へと魔界転生させるべくリミックスせしソロ作品「No Longer See You Without Your Armor」を新たにデジタルリリース、2014年に大阪Gallery Nomartにて行われしライヴを収録せし.esピアニストsaraさんのソロアルバム「Tinctura」に、私も1曲参加すれば、CDをフィジカルリリースすべく公開せり。

 

 

AMT公式Bandcampに於いては、今回の全米ツアーからSanta Cruz公演を完全収録せしライヴアルバム「Live in Santa Cruz 2024」をデジタルリリース、更に昨秋の欧州ツアーに於いて、Le Mans公演記念にリリースされしD.I.Y.限定正方形lathe-cut 7"EP「Garage 5 EP」をフィジカルリリースせり。

 

 

 

 

 

先ずは私個人名義BandcampたるKawabata Makoto official Bandcampの方から、詳細御案内せんとす。

今回の録ろ下ろしソロ新作「No Longer See You Without Your Armor」は、2022年3月に名古屋Tokuzoにて行いしアコースティックギターソロのライヴ音源を飽くまで素材として、編集と僅かなオーバーダビングを以て、全く新たな音楽へと魔界転生させんとせしリミックス作品なり。そもそもガキの頃よりミュージックコンクレートに多大な興味抱き、カセットテープを切り刻み無作為に繋ぎ合わせる等に興じれば、是も亦或る意味原点回帰的な作品たらん。

 

 

2014年12月、深江橋Gallery Nomartにて「NOMART 25周年記念イベント vol.5:能勢伊勢雄 ティンクトゥーラ展 - ゲーテ色彩論から - 公開レコーディング Tinctura」に於けるライヴ音源を収録せし.es (ドットエス) のピアニストsaraさんのソロ作品「Tinctura」に、私も1曲参加すれば、このCDをBandcampにてフィジカルリリースせんとす。Gallery Nomart公式サイトに於いても既に取り扱われておらねば、疾うに完売されしかと思われ、然りとて.es (ドットエス) のサックス奏者にして今は亡き橋本君の演奏も収録されれば、今一度入手可能な1枚とせんと思えばこそ。Bandcampに於いてフィジカルリリースのみは不可なれば、私が参加せし1曲のみデジタルリリースさせて頂きし経緯なれば、その旨どうか御理解頂きたし。

 

 

 

而してAMT公式Bandcampに於いては、今回の全米ツアーからSanta Cruz公演を完全収録せしライヴアルバム「Live in Santa Cruz 2024」をデジタルリリースせり。未だライヴから1週間も経過しておらねば、録れたてほやほやな代物なり。AMT宗家は、ツアー中にその演奏内容含め大きく変化遂げる特徴あれば、この序盤のライヴ音源と、何れ公開されるツアー終盤の演奏を聴き比べるも一興たらん。

 

 

昨秋の欧州ツアーに於いて、Le Mans公演記念にリリースされしD.I.Y.限定正方形lathe-cut 7"EP「Garage 5 EP」あれば、今回我々が所持する在庫を放出すべくフィジカルリリース行いし。収録されし2曲は共に、このシングル盤の為に録音せし未発表スタジオ録音音源なり。

 

 

この変形lathe-cut 7"EPは、オルガナイザーたるDJ Urineこと旧友Sebastienが制作下さりしD.I.Y.の極みたる一品にして、正方形という形状の問題にて、四隅に罅割れや欠損等のダメージも見られれど、それ等承知の上にて御購入頂きたしと但書添えさせて頂きし。然れどこのブログ記事執筆する今現在、既に在庫2枚残すばかりなれば、売り切れ必至。有り難き限りかな。

 

 

Bandcampページに於いては、Bandcamp Fridayを中心に、気紛れに更新せんと思えば、引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。

 

 

 

既にリリースも遂に300タイトル突破、309タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Timeも併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。

 

 

AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め116作品を公開中なれば、「Acid Mothers Temple Bandcamp アルバムリスト」も設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。

 

 

インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、今月よりフィジカルリリース開始、旧譜CD販売始められにけり。

 

 

Bandcampアプリ入手はこちらから。
 

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