2020年9月27日(日)
13時 有馬温泉駅
有馬温泉に初めて来れたので、温泉に浸かるのは当然としてその前に六甲有馬ロープウェーを乗車するために15分ほど歩きます。
坂道をだいぶ登って有馬温泉に到着。
神戸電鉄と同じ駅名ですが、こちらは六甲有馬ロープウェーの方の駅になります。
駅舎はかなり綺麗で今年の3月20日にリニューアルオープンされたそうです。
早速乗車券を購入。往復で1,850円です。
9月の日曜に乗車しましたが、運行時間は朝は9時半からで夜は18時10分までとなります。
月や曜日によってだいぶ運行時間が異なりますので。乗車するときにはHPなどであらかじめ調べておいた方が良さそうです。
約15分間隔で運転が行われ、六甲山頂からのゴンドラが到着してからはすぐに乗車してほどなく出発となります。
ゴンドラ内では係員が必ず一人乗車するようになっていて、短い距離を走るロープウェーやケーブルカーだと自動放送で歴史や沿線の紹介をするものですが、今回自分が乗ったときには係員さんが乗車時間中ほぼずっとジョークを交えながら淀みなく話し続けるので、運営会社は神戸すまいまちづくり公社というところなんですが、素晴らしい係員だと思いました!
ロープを支える鉄柱は全部で7本。
眼下には有馬温泉街が広がり、遠くには三田市の街並みを見ることができます。
乗車時間12分で六甲山頂に到着。
ちなみに乗って来たゴンドラは今年の3月20日から3代目に変更となりました。
スイスのCWA社製で車体の色はシルバーと赤と合わせて2基搬入されています。
六甲山頂からはさらに先にロープウェーが続いていて、さっき乗って来た路線が裏六甲線、六甲山頂(旧駅名:六甲山頂カンツリー)から表六甲までが表六甲線となっていました。
裏六甲線が2.8km、表六甲線が2.3kmで合わせると全長5.1kmの日本で一番長いロープウェーを誇っていましたが、2004年12月から表六甲線は休止。現在も鉄柱は残されていますが、
老朽化が激しく六甲山頂では表六甲線のホームは休憩デッキとなっていて、
当時のゴンドラも停まっているものの、
昔の遊園地の動物型遊具を懐かしむ展示するスペースが期間限定で開かれていましたが、
懐かしむというより不気味な空間が広がってましたね…
ゴンドラの中で座ってる着ぐるみは夜になったら100%動き出してると思いますね、はい…
表六甲線が休止になったのはマイカーが発達したからだそうで、現在はバスによる運行に切り替えて対応しているとのこと。
環境のことを考えたらロープウェーの方が優しい気がするんだけどもね…と思いながら、
六甲ガーデンテラスのデッキから六甲アイランドや神戸空港、大阪市街を眺めてから有馬温泉へ戻ります。
帰りは係員はほとんど案内しない人が担当。進行方向先頭に座れて、そこそこ強風が吹いていましたけど空中散歩を楽しむことができました。
有馬温泉に着く直前に先が広がった黒いバーにゴンドラをぶつけながらゆっくりと停止位置まで進むんですが、かつてはホームにいる係員が棒を使って揺れるゴンドラを制していたそうです。
無事に有馬温泉に到着。
乗車口ではやはり強風につき運休となる恐れがある張り紙が貼ってありました。
この後は温泉街まで歩いて、金の湯と銀の湯をはしご。
7月の時に使用したフリーきっぷ(神戸街めぐり1dayクーポンの神鉄拡大版)を今回も購入したんですが、金の湯、銀の湯の入浴クーポンもついていて実質タダで入らせてもらいました!
ただ、家族連れが多く来ていたので、ゆっくりと入ることはできずで、静かにゆったり浸かることのできた鳴子温泉の方が良かったですかね。