キハ85系(キロハ84)特急「南紀5号」に乗車しました! | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

2020年10月3日(土)

12時55分 名古屋駅

 

名古屋から紀伊半島の東側の山間部を南下して、和歌山県の紀伊勝浦まで至る特急南紀

今年の9月16日にJR東海より10月31日をもってグリーン車の設定はなくなるとの発表がありまして、

個人的には南紀には乗ったことはまだなかったので、初乗車も兼ねて最初で最後のグリーン車移動を楽しむことにしました。

 

車両はキハ85系の4両編成。

 

 
グリーン車は2号車の紀伊勝浦寄りにあります。
 
 

今回乗車したのはキロハ84という形式になるので、普通席とグリーン席が同じ車両に半分ずつ設定されているわけです。

元々は高山本線を走るひだ用だったんですが、利用客の少なくなった南紀に転用されています。

 
 
グリーン車内は2×2の座席が8列並んでいます。
 
 

グリーン席の座席はグレーを基調として薄くラインの入った落ち着いた色をしています。

座席幅はゆったりとしていて、クッションもしっかり効いています。

 
 
リクライニングも全開まで倒すとかなり楽に過ごせます。
 
 
テーブルはかなり小さめでそんなに大きくはないお弁当と飲み物を置いたら満杯で、
 
 
ただ肘掛からもミニテーブルが出てきます。
 
 
シートバックポケットは座席と同じ色のモケットで覆われていて、1988年に製造されたそうですから、当時としては斬新だったことでしょう。(もしかすると改造されたのかもわかりません)
 
 
レッグレストはついていませんが、フットレストはついています。
 
 
ドアを隔てて同じ2号車に設定されている普通車指定席。
 
 
こちらの座席は朱色を基調としていて、座席幅はグリーン席とそんなに変わらないような…
 
 
クッションも大して変わらないですし、リクライニングの角度で差がついているのが違いですかね。
 
 
材質が金属ではありますが、フットレストもついているので、グリーン席と普通席とでそんなに大きく差別化はされていないように見えました。
 
 
洗面台は1990年より前に製造された車両にありがちな温度調節用のダイヤルがついていました。
 

 

3号車には自動販売機が備え付けられていて、最近の車両だと自販はなく、車内販売もなしが増えてきてますからね…

今回乗った南紀も車内販売はありませんでしたが、自動販売機が設置されているのは万が一の時に役立つのでありがたい存在です。

 

 

名古屋12時58分→紀伊勝浦16時43分

南紀5号

 

南紀関西本線伊勢鉄道紀伊本線と3つの路線を辿り、JR東海JR西日本の2つの鉄道会社が乗務対応を行っていて、これだけ多くの路線、鉄道会社が絡む特急は珍しいと思いながらも、

昨年2月に乗った南風(宿毛岡山)だと土佐くろしお鉄道宿毛線土讃線予讃線本四備讃線宇野線と5つの路線を通り、土佐くろしお鉄道JR四国JR西日本が乗務対応してますからさらに上がいましたね。笑

なお、宿毛発の南風は現在はなく、高知岡山での運行なので、土佐くろしお鉄道は除く形となります。

 

名古屋を出るとすぐに単線区間となり、永和で信号待ちのため3分間停車します。

弥富を通過すると複線となり、木曽川と長良川を渡る時にはすぐ隣では全区間複線化されている近鉄名古屋線と並走します。

 
 

最初の停車駅の桑名を出ると単線と複線が区間ごとに切り替わるようになり、富田で信号待ちのため2分間停車します。

四日市では近鉄名古屋線より海側を走るので、引き込み線には大量のタンク車が停められています。

 
 

四日市を出て河原田を通過すると、関西本線から伊勢鉄道へ。

伊勢鉄道は非常に線形がいいので、かなりのスピードで進んで行きます。

に到着。

 
 

この先は紀勢本線となりますが全線単線区間であり、遅れてきた反対列車の快速みえの行き違い待ちを行ったことで2分遅れで出発。

 

を出ると近鉄名古屋線とはまた離れますが、松坂の到着手前で再び合間見えます。(この時には近鉄山田線)

 
 

松阪を過ぎて近鉄山田線が海を目指す中、紀勢本線は山へ引き込まれて行きます。

多気を出ると一気に山岳路線へ突入しますが、一本の線路が海岸方向に伸びていきますが、伊勢市鳥羽方面に向かう参宮線の線路になります。

 
 
紀伊山地の東側を40分くらい進んでいきます。
 
 
梅ヶ谷を過ぎると三重県と和歌山県の県境越えで長いトンネルありつつ、ひたすら下り勾配が続いて、しばらくすると海が見える区間に入り、紀伊長島に到着。
 
 
地図上ではこの先は海沿いを進むんですが、見えそうで見えない区間が続き、熊野川を渡ると新宮に到着。
 
 
新宮JR東海JR西日本の境界駅なので、乗務員の交代が行われます。
隣のホームでは105系が停車中で来年の3月には227系に置き換わる予定となっています。
 
 
新宮を出ると、紀伊勝浦はすぐそこで宇久井那智ではちらほらと海が綺麗に見える区間が続きます。
 
 
そこから5分ほど経つと終点の紀伊勝浦に到着します。
 
 

全体的に線形はあまり良くはないので、スピードはそんなに出すことはできないので、表定速度はかなり遅いです。(65.5km/h)

ただ名古屋から松阪までは近鉄線など競合路線との並走を楽しめ、松阪から伊勢勝浦からは一変して山や海を楽しめるので、利用客はかなり少なかったですけど、ストレスなく乗れましたし観光資源の詰まった特急だと思います!