坊の保育園の帰り、坊の強い希望により久々に帰り道にある公園に行きました。
公園は荒れておりました。
10数人の小学生男子(推定 3〜4年生?)がおもちゃやらレジャーシートやらお菓子を持ち込んで遊んでいたらしい。あたり一面白い発泡スチロールが粉々になったものが散乱している…。
なんじゃこりゃ。
公園に入った坊も娘も、他1人の幼児女子もジャングルジムに登りながらその光景に釘付けでした。
私、思わず、「あれ、これ市の公園の管理者の人に怒られるねー、こんなに汚しちゃ。」と呟いた。
それが聞こえたらしく、急に片付けを一生懸命しはじめました。ジャングルジムの下にも落ちていた大きめの破片を集めて、少年が持っている袋に入れてあげたら、リーダー格と思われる男の子が、「ありがとうございます。あ、でも大丈夫です。」と言って、周りの男の子に、「なるべく残さず集めようぜ。」と指示していました。
ほう、道具もなく全部掃除しきれるのか?
と観察していたら、その中の1人の子が、私がどうも怒っていると思ったのか、リーダー格の男の子に、「あのババアが学校に言ったらどうする?どこの小学校かバレているかな。」と言いました。
最初はピンと来なかったのですが、「あれ?今私ババアって言われた?」と気付く。あの、聞こえてますけど。
リーダー格の男の子が、「ババアじゃなくてマダムだろ。」とか焦ってフォローしていました。(フォローになっとらんがな。)
私、人生初めてババア呼ばわりされましたよ…。それも知らん小学生にな。
いつか可愛い坊に、喧嘩してババア!と言われる日が来るだろうか…と思っていたのですが、こんか知らん奴に言われる筋合いはないわと思いました。年齢的には立派なおばさんなので、おばさんと言われる事に(面と向かって言われたことはまだない。)抵抗はないけど、ババアというのはね。
ババアとは、
主に成人女性、特に高齢女性に対する侮辱した呼称。
坊には、このような言葉を平気で人に使う子供には育ってほしくないなと改めて思いました。
まあ実際言われてみると、まあ、ムカつきます(笑)。
塾があるからなどと、途中で帰る子がいる中、頑張って片付けようとしているわけで、悪い子たちではないですけどね。私が呟く前からある程度は片付けていたようですし。
しかし、この小学生の子達、私が去ったらそのままにして帰るんじゃないだろうな…、まだ沢山落ちているけどな。
そのまま片付けの行方を見ていたい気もしましたが(→意地悪)、こういう時に限って坊があっさり帰ると言い出しました。
帰り際に、そのリーダー格の男の子とすれ違い様に、我が子に言う感じで、「発泡スチロールもさることながら、お菓子のゴミもたくさん落ちてるね〜。」と言ったら、
「お前ら、食べたお菓子のゴミも拾えよ‼️」と言っておりました。うむ、よしよし。
このくらいの年齢の子はまだ、学校に知らされて怒られるというのが響く年齢なんですねぇ。
私、自分の子にはちゃんと注意しますが、正直、他の子まで叱ってあげるほどボランティア精神のない人です。
他の子だって自分の子供のように褒めて叱って地域で子供を育てようというのは理想だけど、今のご時世面倒に巻き込まれる事もあるしね。親御さんも知っていてお付き合いのある子なら注意するかと思いますけど、知らない子にまではなぁと。
リーダー格の男の子は、涼しい顔の将来イケメンになるであろうお顔立ちで、賢そうな子でした。「俺が持ってきたからいけないんだよ…。」と落ち込む子を励ましながらお掃除していました。
彼には、誰かの目があるからではなく、人として正しい方向にみんなを引っ張っていって欲しいなぁと思った次第。
次見る公園が綺麗に片付いていますように。
おしまい