「音の龍」
目を閉じて
心を静かに
五感をほどけ
世界を感知するチカラに気付いて
与えられたすべてを使って
知らないことを知ることは
ひとつの喜び
生きる喜び
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ほったらかしてましたシリーズ
第二弾!?
6月に描きかけてはや3ヶ月ほったらかしてました。
立体的なハスの花を描くのが難しかったんですもん。
「立体構造って大事」
と前回の記事で書いたので
立体構造のハスに再チャレンジしてみたのと
画用紙を切らしてて新しい絵が描けないのと・・・。
このタイミングで仕上げるべき絵だったんだと、思っときます。
この龍は以前にも「雄龍と雌龍」で紹介しております。
「NEXT」のイメージのあと見えた紫色の綺麗な雌龍です。
「NEXT」では、孔雀の羽と引き換えに
花びらに乗った球体をもらいました。
孔雀の羽は構造色。
『ヒカリ』と『カタチ』で色が決まることを教えてくれました。
じゃあ花びらと球体は何なんだろう。
赤い球体は三輪山で感じた、
”自分の本体”と似ているような気がします。
タイトルを「音の龍」にした通り、
この紫龍は音に関係している気がするのです。
音・・・。
音を考えてみましょう。
音も光も”波”。
さぁ、お勉強モードの始まりですよ~
最近、コムズカシイかつ長いけど、いつも読んでくださるみなさんアリガトウ❤
光は波長、
nm(ナノメートル)で表されます。
『波長』という文字通り、波の長さです。
この、目立つブルーの波のように、
ひと山ひと谷の長さが『波長』。
可視光線(目に見える色)でいうと、
赤は波長が長い(700nm付近)
青は波長が短い(450nm付近)
(この図がイケてなかったですね、
線の色と波長の色と対応しておりませんのであしからず。)
孔雀の羽が青っぽく見えるのは、
メラニン色素の間を通る光のうち、
短い波長のほうが構造にぶつかって反射しやすいからです。
音は周波数、
Hz(ヘルツ)で表されます。
『周波数』という文字通り、周波の数です。
さっきのこの図の、ひと山ひと谷。
これが、1秒間で何回繰り返すかの回数なんです。
この図の幅が1秒だとすると、
ピンクの波は3往復しているので3Hzです。
ちなみに、健康診断とかでピーピー鳴る
聴力検査は1000Hz~4000Hzです。
もっかい書きますよ、
音も光も”波”。
例えば、500nm(可視光線の緑)は600THzぐらいです。
・・・Hzは分かるけどTHzって何さ?
と気づいたあなたはスバラシイ!
K(キロ)
M(メガ)
G(ギカ)
T(テラ)
の順に、×1000の大きさを表現する、単位の接頭辞。
600THz=600,000,000,000,000Hz
つまりですねぇ、
光は周波数に換算するとケタ違いもいいとこなほど
膨大な速さでひと山ひと谷を繰り返しているわけですよ。
しつこいけど
音も光も”波”。
超音波も紫外線もX線も”波”
同じ波だけど、周波数の差が大きいので
波を捉えるための感覚器が
人間では耳と目に分けられているわけで。
人間じゃない生き物・・・
例えばイルカが使う超音波は20000Hz~80000Hzらしいけど、
人間にはない感覚器で受け取るわけです。
(頭にあるメロン器官という脂肪組織で受容するらしい)
地球外生命体は
音を目で見たり光を音で聞いたりするかもね。
なにが言いたいかって?
『音』と『光』を区別しているのは
人間の感覚器の性能の問題なわけで、
もともとは同じものなわけですよ。
水の流れの緩やかなところと速いところを
「別のもの」と区別してしまうようなもの。
おんなじやんっ!
って突っ込みたくてウズウズしている存在がいるかもしれません👽
周波数によって同じものが違うものとして捉えられる。
これは、角度によって同じものが違うカタチに見えるってのと同じロジックですね~
そんで、紫外線や超音波を感知する感覚器が
なぜ人間に備わらなかったのかも不思議です。
進化に必要なかったからだろうか?
それともあったのに退化したのか?
松果体はなにを感知できるのか?
あーもう龍でも天使でも宇宙人でもいいから
スパっと正しく簡潔に答えてくれる存在いないかなぁ・・・
光と構造で色が決まる。
構造の角度によって形が決まる。
波と構造で音が決まる。
さぁ、次に知ることは何だろう。
知らないことを知ることは
ひとつの喜び
生きる喜び
この言葉は、
降りてきたメッセージなのか
私自身が発したのか区別がつきませんが
ワクワクすることに変わりはありません。