MAK127はΦ127㎜で焦点距離1500㎜

 F値は11.8でありこれだといくら頑張っても淡い星雲銀河は無理そう、、、

 

 接眼部にクローズアップレンズを入れ込んで明るくしたのはよかったのですが、レンズの選択を誤って、想定だとF8程度まで改善するはずが、ASIAIRが計測した焦点距離から逆算するとF10程度までしか改善されていませんでした,,,

 ランニングマン星雲 30秒✕60枚(30mins)

 ASI183MCP -10℃   gain=0 ダークフラットなし SV240(近赤外+輝線2本)

 

 唯一分かったのは、

 「近赤外線を透過するSV240を使っても星が滲むことはない」ということ。

 

 空はPM2.5に覆われている状況なので、昨晩は目視だとシリウス/リゲルが見えるという程度で、空の悪さと鏡筒の暗さでほぼ成果なし。

 

 MAK127は従前、月の撮影に使っている鏡筒であり、月の撮影であれば手軽に使える鏡筒です。

 想定ではF8程度だったのですが、これでもEdgeHD800のF7には明るさで勝てません。

 銀河は対象外ということであきらめます。

 メシエカタログは自宅から見えるかどうかは別として、パタヤエリアから当然全数見えるはず

 

 じゃあカドウェルはどうなの?と調べたところ、

 カドウェルは北→南で並べているようで、南中高度で整理するときれいに並んでいます。

 

 三ケタ台だとC101が南中高度13度。

 C103のタランチュラ星雲はパタヤ郊外程度まで出かけると微かに見えます

 C106はタランチュラを撮影する際に視野に入れることがあり、タブレット画面上には写りますが、スタックできるほど明瞭ではありません。

 

 状況から見るに光害地パタヤでは地上光の影響もあり、数時間程度の自動車移動で足を延ばすことを前提にすればC108 までは何とかOKなんじゃない?という感覚になりました。

 しかも球状星団なので、淡い銀河よりは見やすいのではとも。

 

 カドウェルカタログは、メシエをリスペクトして109までありますが、さすがにカメレオン座だと南中高度マイナス4度ということでパタヤ近郊では見えません。

 

 タイ最南端まで行ったとして緯度でいうと7度ほど改善されますので地平線の上には出てきます。

 ただタイ南部,,,深南部は民族紛争があってテロも頻発しているところなので、夜望遠鏡を空に向けられるかな、,,,

 

 いうだけの「オオカミが来た」になりそうですが、C109 は南半球のバリ島星見遠征の折にでも見るんでしょうね、、、

 

 

 屈折がアクロとかアポしろ赤外領域でピントが合わないのであろうという前提ではありますが、手元にはカセグレン系の鏡筒しかなく、これらが赤外領域で合焦するのかどうかは不明なところ。

 まずはマクストフカセグレンのMAK127で系外銀河を使ってSV240 の合焦度合いを確認することに

 

 いつものように2㎞先のコンドミニアム群でピント調整。

 この鏡筒、Φ127で1500㎜なのでF11。このままでは暗いので,,,

 手元にあるクローズアップレンズを入れ込んでレデューサとして使い、想定だと1000㎜程度の焦点距離になり、F6.6程度になる?

 

 ,,,ASIAIRが計測する焦点距離がいくつになるか楽しみなところ

 最初の目論見では、北西が見える場所まで出向いてM33を見ようとして、その画角に合うRD設定と冷却カメラ選定。

 いつもだとクローズアップレンズNO.5を使うのだけれども、もうちょっと強めのNO.3 を使うこととして、カメラはASI183MCPを使用することに。

 

 ちなみに前の晩に自宅ベランダでみたNGC253だとどうかと調べるとこんな感じ。

 なんかちょうどいいなあ、、

 

 M33にするかNGC253にするか。

 まずは日暮れと同時に自宅ベランダで金星に鏡筒を向けてピント調整する。

 その時の気分でそのままベランダで南西方向のNGC253にするあるいは、

 北西観望場所まで移動してM33するか,,,

 

 金星しか肉眼では見えない劣悪な状況
 
 かねてから主張しているように、屈折鏡筒は赤外域では合焦しないと考えているので、SV240 フィルターの使い始めとしてはMAK127やEdgeHD800を使うべきところ、撮影条件が悪く十分に時間が取れないため、明るい屈折鏡筒で撮影を実施。
 奇しくも銀河撮影用のCBPフィルターとの比較ができました。
 
共通の撮影条件)
103APO+0.6RD(L420㎜ F4.1)
ASI585MCP -10℃ gain=0 30秒✕50枚 フィルター2種の比較
ダーク/フラット等の減算処理なし
ASIDeepStackでコンポジット、オートストレッチしたものをそのまま出力
 
① サイトロンジャパン CBPフィルター
・星像はピントが合っている
・銀河は淡い、薄赤い
 
② SVBONY SV240 フィルター
・星像はピントが合っていない(合わせようとはしたが星像が絞れない)
・銀河は①に比して濃い、白い
・バックグラウンドは全体的に白っぽい
 星を拡大するとこんな感じ。
 
 
+++++下記の資料は一読の価値あり。ある種まやかしというか、SVによくある、わかっていない輩が書いた文章に感じます。

 M13 (球状星団)とM31(銀河)に対してSV550 (Φ122:3枚玉アポ )+0.8倍RDを使って撮影した画像が掲載されています。

 

 写真は記事で見てもらえばわかりますが、

 

① M13 は輝星が4倍くらいに滲んでいます。

 「大幅な機能強化」とありますが、赤外領域を取り込んでいるので星は明るくなるものの、ピントが合わないので滲んで見えるだけなのでは?と思うわけです。

 それでも球状星団自体は明るくなりますので、ビフォーアフターで比べるとアフターの方が見栄えはあります。

 

② M31は確かに白っぽく雲状のところが強調されている。

 ただしこれも、ボアっと全体的に明るくなっているだけで、ディテールは出ていません。すなわち赤外で拾ったところがピンボケで明るくなっているだけなのでは?

 

 理系的な目で見て、許容できない点として、

 「ビフォーの条件(特に使用フィルター)が明示されていない」こと。

 

 SVの資料なので、日本語の意味が分かりづらい,,,わからないところは多いところはいつものこと。

 ステラリウムだとArpは検索されません。

 wikiで調べるとUGC1810とあり、UGCだとステラリウムで検索でき、ピンチアウトしていくとバラの形状も見ることができました。

 

 EdgeHD800+RDだとF7.0 なので上掲MT200 よりちょっと暗め鏡筒になりますが、手持ち機材でどうなるのだろう、、、

 これだとASI585 MCPの画角。

 

 課題はいろいろあって、

① 現在タイ東部はPM2.5 の分厚い大気に覆われていて、金星シリウスも霞む状況

② 自宅ベランダ/北天展望台から見えない北西方向(21時半)にある

 

 ①は天候が変わるのをひたすら待つしかないのですが、

 ②はちょっと試してみたい観望場所があります。

 

 ただ、今ステラリウムを見ると、ちょっと離れたところにさんかく座M33があり、まずはハードルの低いこちらで練習すべきかとも。 

 M33はでかいですね、、、ASI2600MCPじゃなと入りきれない,,,

 

 テーマ的に、屈折でSV240 が使えるのか否かというものがあり、初めての観望場所なので小回りの利く103APO程度を持ち出してみるというのもありかな、などと。

 

 いずれにしてもどんよりとしたPM2.5 の雲が晴れないとダメなんですけども。

 

 

 わかってみれば、どこかで記事を見たな、、、と。

+++++

 通常、AM5赤道儀はASIAIRを介して制御します。

 でも地上風景で眼視用鏡筒のファインダー芯合わせしたり、ホームポジションに戻したりする際にASIAIRをセッティングするのは面倒なので、AM5赤道儀から別途飛んでいるwifiを使ってASIMOUNT APPで操作します。

 

 症状

 AM5赤道儀①からwifiは飛んでいるがAM5赤道儀②からwifiが飛んでいない

 

 上記症状をKYOEI東京さんと会話するも嚙み合わず,,,

 

 わかったこと

 ・AM5赤道儀本体からwifiは飛んでいない

 ・wifiはハンドコントロールから発している

 ・だから、ハンドコントロールがAM5赤道儀に繋げていないのでは?

 

 無事、氷解。

 

 今回購入したのはZWOのM42(ASIカメラ全般)というタイプのもの

 

 「2セットの磁石を採用し簡単な着脱と十分な吸着力を兼ね備えています」とありまうが、結構簡単に外れます。

 望遠鏡を固定してフィルターをつけたまま回転させてねじ込む際に、ドロワーが外れて床に落ちました、、、30㎝ほどの段差だったのでフィルターには影響なし。

 

 その後も外れるまではいかないものの、磁石が切れてドロワーが飛び出しかけることが二度三度。

 この段階で使用上不安になったので針金で万が一脱落しても床に落ちることのないように落下防止ケーブルを装着。

 

 改めて販売HPを読むと、

 「側面にロック機構を備えており万が一の脱落を防止することが可能」とあります

 冒頭に示した概要図にも、それらしきものが記してあり、調べるとマイナスドライバーでねじ込んで固定するようで、ネジを最後までねじ込むとドロワーが抜け出さなくなりました、、、ただしこれをフィルター入れ替えごとにするかな?

 

 この2インチドロワーは汎用タイプなので、基本的にどの鏡筒にも取りつきますが、現時点で2インチフィルターを取り付けづらいのはこのEdgeHD800のみ。

 

 屈折系の鏡筒はレデューサー先端に捻じ込んだり、鏡筒端に2インチフィルターを格納する場所があり、取り付けられないわけではないという状況。

 

 私の場合、一晩単位で見ればフィルターを入れ替えることはほぼないので、屈折の場合は小バラシしてその日ごと入れ替えればよいと思います。

 当面、このドロワーは鏡筒側で2インチフィルターを装着する機構がないEdgeHD800専用になると思われます。

 

 

 

 今回購入したSV240 の透過波長図で、Hα、Hβ、OⅢとともに750~900n当たりの近赤外を透過するようになっています。

 都市光害成分はカットして、赤外領域と輝線領域を透過させ、星雲銀河を分厚い光量で撮影しましょう,,,というものだと思われます。

 

 ここで気になるのは、屈折鏡筒は近赤外でピントが合うのか?という疑問。

 そもそもUVIRカットフィルターを入れるのは、可視光以外で屈折系の鏡筒は合焦しないので、昨今の赤外域で感度の高いセンサーだと、近赤外を透過させると白くボアッとした画面になってしまうため、ではその領域の光はカットしてしまいましょう,,,という趣旨だと思うのですよね。

 

 だからこのフィルターをちゃんと使えるのは反射系鏡筒なのだと私は思うわけです

  上記はSVのサイトから転写していますが、SV550(三枚玉アポ)との組み合わせを示しています。

 3枚玉にしたとして、結局、可視光の領域でピントずれが減らせるだけなので、近赤外域などの「不」可視光で、ピントが合うのでしょうか?

 

++++

 ともあれ、実際に使ってみて差異を見る方が早いので、

 大き目の銀河、球状星団、M42などの輝線星雲で撮り比べたいと思っている次第,,,

 

 現在午後6時半、EdgeHD800にSV240 をセッティングして待機中。

NGC253を狙ったんですがね、、、

 

 2台のASIAIR

 上がminiで下がPlus。

 Plus側はアンテナが欠如しています。

 

 購入当時からPlusのアンテナが外れやすく、地面に落ちることもたびたび。

 かつ通電しても大概そのままではwifiが飛ばず、頃合いを見てアンテナ根本のところでアンテナを捩じり動かすと、wifiが初めて飛ぶという状況。

 そしてその到達範囲は2-3mほど。

 

 miniをのちに購入しましたが、こちらの方はアンテナが太くまた外れるようなこともなく、ベランダで望遠鏡を構えて居間でiPadを操作することも可能。

 

 Plusについては、10日ほど前に自宅内で移動中にアンテナが落ちたらしく現時点で探し切れていません。

 今回、日本一時帰国の際に販売元のKYOEI東京さんに出向き聞いたところ、

 

 ・アンテナの予備は在庫or取り寄せになっている

 ・アンテナについては各製造段階で種々形式が異なっている。

 ・現時点で用意していて、そのまま取りつけられるアンテナは最新型のみ。

 ・上記以外の場合、汎用アンテナを用意している。

  ,,,秋葉原で500-1000円程度で販売されている品のよう

 ・これは筐体に取りつく部分からの交換になるため函体を開けて

  多少の電子配線等を行う必要がある

 ・上記作業を厭う方には「お預かり」して4-5000円程度の料金となる

 

++++上記が一般論

 

 私の機材を見てもらうと、KYOEI東京さんに曰く、

 「根元から折れている」とのこと。根元が噛んでいるとの所見。

 その後、秋葉原電気街での知見を基にすると、本来はアンテナ側に組み込まれているアンテナ下部のカップラー部(メス)が外れて、函体側からでるオスに固定されいるようです。手で捩じっても取れません。

 

 現時点でアンテナは室内のどこかにある状態ですが、アンテナが取りついていない状態で通電し以前と同様にアンテナ取り付け部をちょっと触るとwifiが飛ぶようになります。,,,だからアンテナあってもなくても使えないわけではない状況。

 

 工具を用意してからになりますが、ペンチで噛んで固定されているメス側を取り除き、秋葉原で購入した新規アンテナを取り付けてみたいと思っています。

 秋葉原で見るとアンテナはいろいろありましたが、取り付け部の径を見るとほぼ同じように見えたので最安100円のところ、奮発して500円のものを購入。

 100円だと根元はプラスチックでしたが500円になると金属製になっています。

 その他いろいろあるとは思いますが、まずはこれで試してみます

 

++++DIYでペンチを購入して

 外側を捩じってメスねじを取り外したところ

 とりあえず根元の規格は合ったようでキッチリと固定出来ました。

 

 肝心のwifiですが、

 ・通電しピーと音がするとiPadを直近で操作するとwifiアドレスを読み取りました

 ・ただし6M離れた居間にいるとwifiを読み取りませんし、ベランダでいったんwifiを読み取った後でiPadを居間に持ち込むとwifiは切れてしまいます。

 

 結論から言うと、アンテナを失う以前の状態になったというだけのようです。

 

 なお、秋葉原専門店の店員曰く、

 ・ラズパイのアンテナの規格は様々ある。

 ・その規格がわかれば該当のアンテナを紹介することは可能

 ・しかし規格がわからないと店としては何もできない,,,

 

 ラズパイのオス形状は一般的なもののようであり、秋葉原専門店でも5種類くらいあり、またKYOEI東京さん曰く、過去のアンテナ情報は持っていないとのこと。

 

 個人的にはこれ以上無理,,,

 KYOEI東京さんに頼んで、根元から交換してもらうか、このままで我慢するか,,,

 小物はこれくらいで、

 写真に入りきらないものとしては

  コールマンの折りたたみイスとEdgeHD800の巻きフード(再購入)があります

 2インチフィルターのドロワーとフィルター2種、OP L-UltimateとSV240。

 

 L-Ultimateは今までそろえてきたフィルターの流れに従ったもの

 

 SV240 は3バンドといっていますが、実際は輝線+近赤外のもの

 これから春に向けて系外銀河を撮れればという意図

 従前はIRフィルターで撮ろうとしていましたが、これだと暗いのでは?との危惧があり今回これを購入。 

 これはカメラからのデーターを2方向に分ける分岐器

 ASIAIRで運用しつつ途中でSharpCapを使う場合、

 従前ケーブルをつなぎ直していたものをこれからはこのスイッチで行うもの

 (成否は不明)

 ASIAIRPlus用のアンテナ

 これについてはKYOEI東京スタッフさんとのやり取りもあり、ちょっと進捗してから別稿でまとめます