昨日のNYダウ、NASDAQ、S&P500は-1.11%、-2.11%、-1.34%と大きく下げた。注目していたパウエルFRB議長の発言が市場の失望売りを呼んだと思われる。内容を確認すると、実は割と順当なコメントである。現在のFRBの緩和政策スタンスは適切であり、新型コロナの終息と雇用および物価安定には相当時間を要するとした。ただ、現在株式市場が混乱している長期金利・米国債利回りの急激な上昇には介入しないとの姿勢を示したことに市場は喪失感を持ったようだ。

当然、日本市場も大きく揺れると想定して臨んだが、やはり大きく下げ、日経平均は直近ピークの30,714から2,300円も下げている(前場)。マザーズは昨日想定した通り、急降下しており、当分の間は我慢が必要である。その意味では、デイトレードもいつも以上に冷静に客観視していくことが重要だろう。

 

【急騰】

7351  グッドパッチ 買2879→売2906  +27×200=+5400

9時7分シグナル点灯。PO×、出来高比16.45倍、5MA差異4.6%、5MAスタート。板は買い優勢。OCOで指値と逆指値を設定。2分ほどで0.9%の利確。もう少し保有していても良かったが荒れた相場でありこれでよしとしたい。

 

参考

6182  ロゼッタ、5542新報国製鉄にもチャンスがあったが、ロゼッタは連騰していたのでそろそろ売りとなるだろうということで、新報国製鉄は5MA差異が18.9%と大きいため、見送った。

 

【マザーズ】

ノートレード

 

6659 メディアリンクス

9時15分・16分とシグナル4が点灯。415で指値を入れたが約定せず。

5542 新報国製鉄

9時45分から何度もシグナル点灯。ただ、買い板が強いと思われたので、慎重に構えて、監視。10時15分と17分のシグナルでいけると判断し、1875で指値を入れたが、ちょうど1875まで上昇して下落。順番が回ってこず。ずっと、チャンスを待っていただけに残念だった。

 

日計+5400

急落相場での立ち回りは結構神経を使う。マザーズではほとんどの銘柄がマイナスとなっており、本来は売りでのチャンスがあったはずだが、生かせなかった。来週以降もしばらくは難しい相場が続くだろうが、マイルールを遵守したトレードに努めたい。

最近の新型コロナを巡る政策・方針は半ば政局の道具と化している。菅総理は専門家、知事との話し合いの前に自身が2週間程度の延長が必要だと考えていると会見で表明した。いかにも後手後手に回ってきたコロナ対応のリカバリーショットを意識した発言と見られ、批判的な声が上がっている。小池都知事の機先を制するためだったとの観測もあるが、どうせなら、場合によっては3月末までの延長も視野に入れる必要があるのではないかと発言した方がメッセージ性がある。その上で、議論した後、最終的に2週間とすることもあり得ることだろう。

米国ダウ、S&P500、それ以上にNASDAQが下落し、日本の株式相場も先週の戻り分を帳消しにする急落となった。マザーズは下落から始まり、9時30分頃から1時間ほどは上昇し、そこからまた下落となった。マザーズはMACDなどほとんどの指標で売り転換となっており、しばらくは難しい相場になりそうだ。

 

【急騰】

4483  JMDC 買5250→売5260  +10×100=+1000

9時7分シグナル点灯。PO×、出来高比18.90倍、5MA差異1.40%、5MAに絡んでスタート。板は売り優勢。OCOで指値と逆指値を設定していたが、動きが悪く不安を感じ、0.2%で利確というより撤退した。これは判断ミス。

 

6182  ロゼッタ 買2689→売2728  +39×100=+3900

9時11分シグナル点灯。PO、出来高比5.02倍、5MA差異6.3%.

板は売り優勢。OCOで指値と逆指値を設定し、2分で1.45%の利確。これは想定通りのトレードだったので満足。欲を言えばさらに伸ばせた。

 

4425 Kudan  買3720→売3710  -10×100=-1000

9時14分シグナル点灯。PO×、出来高比57.89倍、%MA差異5.3、5MAスタート。板は買い優勢。9時23分にエントリー約定。OCO設定をしたが動きが不安定と見て0.26%で損切り。全くの見当違い。しっかり堪えればちゃんと勝てていた。これは反省。

 

4425 Kudan  買3720→売3735  +15×100=+1500

10時4分に目視で再トライ。ここはあまりいいタイミングではなく、0.4%の微益で利確。10時17、18分頃にエントリーすれば文句なく上昇していた。やはり最初のミスが問題だった。

 

【マザーズ】

4936  アクシージア 売1593→買1584  +7×200=+1400

9時45分から立て続けにシグナル2・3・4が点灯。出来高1.75倍、5MA差異-3.6%であり上昇が止まったところでエントリー。板は売り気配だったが、本来やらないIPO銘柄だったので、下落してすぐに利確(0.44%)。その後は大きく下落していった。これも残念。

 

参考

2656ベクター、6663太洋工業、3083シーズメンなどにもチャンスがあったが、トレードできなかった。特に、太洋工業は468でエントリーを試みたが、467から下落し、逃げられてしまった。

 

日計+6800

今日のトレードはどうも腹を決めて取り組みていなかったようで、感覚的に撤退したため、利を伸ばすチャンスを逃した。エントリー時点でのトレードプランを信じてしっかり取り組むことも必要かもしれない。

企業収益の上方修正が進んでいる。自動車・商社・鉄鋼などでは生産が回復しており、関連業界にもプラス波及している。収益回復が遅れている旅行・航空・住宅などの株価も循環物色による期待先行で上昇している銘柄が増加している。ただ、コロナワクチン接種が政府計画通りに進んでも5月の第4波は不可避だとの専門家の分析もあり、本格的な回復にはまだ時間がかかりそうだ。

今日のマザーズ指数は寄り付きからエレベータのように下降していった。前場引け付近で多少上がったが低調で上昇銘柄が少なかった。

 

【急騰】

7071  アンビスHD 買6400→売6470  +70×100=+7000

9時7分シグナル点灯。PO×、出来高比12.15倍、5MA差異7.4%、5MAに近くからスタート。板は買い優勢。OCOで指値と逆指値を設定したところ、2分ほどで1.09%で利確。その後もどんどん上昇したので少々惜しいことをした。逆指値設定をして監視する手もあったかもしれない。

 

参考

6580  ライトアップ :9時10分、3680 ホットリンク:9時11分にシグナル点灯。それぞれ確度の高い銘柄だったが、エントリータイミングを逸した。

6182 ロゼッタ:9時13分シグナル点灯。これは板は売り優勢と見えたが、5MA下ヒゲタッチであり優先度が高かった。

 

 

【マザーズ】

5542 新報国製鉄 売1770→買1758  +12×200=+2400

10時8分にシグナル2・3点灯。出来高1.71倍、5MA差異39.3%であり上昇が止まったところでエントリー。板は買い気配であったことから、下落してすぐに利確(0.7%)。その後は大きく上昇していった。トレードする必要はない銘柄だったかもしれない。

 

 

 

日計+9400

今日のマザーズは日経平均など他の指標と相関することなく、下落していった。上昇銘柄が少なかったことから、売りでエントリーするべき銘柄もあまり出てこなかった。

2月26日の1200円の急落。米長期金利上昇がトリガーになり、米国株式このまま2番底が来るのかが懸念されたが、昨日・今日と回復基調になっている。前場は一時3万円に到達するかというほどの勢いがあった。後場は下がったがまずは十分な戻りといえる。チャートをみると、日経平均、TOPIX、マザーズなど日本株の指標の下落トレンドは続いており、今後の急落懸念は引き続き持っておいた方が良いだろう。

なお、今日のマザーズは日経平均とほぼ同様の推移をたどった。

 

 

【急騰】

4165 プレイド 買3745→売3785  +40×100=+4000

9時7分シグナル点灯。PO×、出来高比8.04倍、5MA差異3.7%、IPO銘柄で5MAスタート。板は買い優勢。OCOで指値と逆指値を設定したところ、8分ほどで1.07%で利確。利確後、しばらくは停滞したが最終的には9%まで上昇した。

 

参考

7094 NEXTONE   指値を入れたが押し目なく上昇し不発。

9時16分にシグナル点灯。出来高5.75倍、5MA差異8.4%。IPO銘柄で行けると判断したが、残念ながらエントリーできず。

 

【マザーズ】

エントリーなし

 

参考

6172 メタップス  

10時4分〜8分シグナル点灯。

出来高1.19倍、5MA差異-0.4%。本来は見送るべきだったが、指値1471を入れた。結果的には1470から下落しエントリーできず。

 

9263 ビジョナリーHD 

9時19分シグナル点灯。

出来高4.31倍、%MA差異14,1%。トレード対象として本日ベストだったが他の銘柄監視をしている間にタイミングを逸した。

 

日計+4000

前場は上昇基調だったため、売りシグナルでの対応は難しいところがあった。地合いが堅調だったこともあり、シグナルは結構出たが、条件に合致する銘柄は少なかった。

ネット、テレビ報道でも株・金・銀、さらにビットコインの急上昇ではイーロンマスクが購入したとか、企業の運用手段としても無視できないなどと言われている。こうした状況はわれわれがバブル相場に立っている証左には違いない。ただ、一時37まで上昇したVIX指数は21.6と落ち着いており、市場はまだ冷静である。また、日本では今週末まで企業決算が相次ぐため加熱しがちだが、来週以降は材料も出尽くし、しばらく調整に入るのだろう。株価の上昇は急激ではなく、緩やかに進んでいかないといびつになり、壊れてしまいかねない。

 

【急騰】

2160 GNI 買2115→売2124  +9×100=+900

朝一番でティックランキングを見ていて、前日大引け前20分で大きな下落を示したGNIに目をつけた。本日寄り付きから上昇を見せたので9時4分に飛び乗り。ググッと上昇したが、思ったほどの強さが見られなかったので、9時5分に0.4%で利確。最初の5分で急騰した後、下落してその後は横這い。後場からは上昇し、前日の高値相当まで上がった。

 

3970 イノベーション 買3805→売3856  +51×100=+5100

前日のサプライズ決算が注目されるイノベーションを監視。寄り付きで、大陰線だったので、若干不安もあったが上昇を確認してからエントリー。どこまで上がるのかが心配だったので、すぐに1.3%で利確。

 

リアルトレードの実況中継を見れなかったのだが、録画中継を見ると、同様にイノベーションでエントリーしていた。ところがしっかりと上昇を待ち保有し続け、見事に大幅利益を出していた。小生が即利確したのとは違い見事なトレードだ。

 

【マザーズ】

シグナルが出た4483JMDC、7623サンオータスのトレードチャンスをうかがったが、エントリーできるタイミングを見つけられずに断念。

 

日計+6000

地合いは寄り付き当初は可もなく不可もなくという状況だったが、だんだんと良化していった。ところが、これぞという銘柄が見当たらず、デイトレードだけとなった。