行動について



『行動』ということについて
もう少しお話しをさせてください

日本の教育は
子どもの心を掴んだものでは
ありません


だから
学校に行きたくない子が
増えている

そう思います


そこまでは
よく聞くことだと思います


では、何故
子どもたちが
行きたくない感情に
なるのか?


チャイルド・コーチングの中に
こんな言葉があります

行動を
起こさせる

この言葉がすでに
子どもたちの
違和感に繋がっている

そう思います


『〜させる』

この言葉の中にあるのは
コントロール
です

第三者のコントロールが
入っているから
違和感を感じるんです


子ども本人の意思のように
思わせながら

子どもの人生の舵取りを
大人がしていることです



行動を起こさせる

ではなく

行動したい
思わせる

これなら

子どもの感情と
大人の感情のふたつが
寄り添っている

そう感じます

どうでしょうか?


役割


大人には経験があります

その経験は
子どもたちの
サポートになります


こう例えるとどうでしょうか?

もし
サッカーのサポーターが

『あのプレーヤーの
動きが悪いから
点が取れないんだ』

と言って

フィールドに出たら
どうでしょう?

他のサポーターからも
プレーヤー達からも

あなたは
ここにいるべき人ではない

大ブーイングになる
と思います


それと同じです

違和感しかありません



それを子どもたちが
感じているとしたら?

怒って当然

やる気がなくなって
当前

そう思いませんか?

親(大人)は

子どもたちの
サポーター

そう割り切って
子どもたちに寄り添うと

信頼関係が生まれます



習慣


私は小さい頃から


とにかく大人は

自分以外の他人のことに

口を出す習慣がある


と思っていました


自分が

見えていない


そう思うことも

多々ありました


そんな経験を

私は

たくさんしてきました



そんな時に思い出すのは


他人の振り見て

我が振り直せ


という諺です



英語にもありますね


One man's fault is 

another's lesson





これは

人種も性別も年齢も

関係無い


人間の本質


なんだと思います



考える




大人も子どもも

考えることが

必要なのです


どうしてこうなっているのか?

理不尽なこと
大人の世界には
たくさんあります


それを
子どもたちにも
押し付けるのは
いかがなものか?

思いながら
教育現場を見てきました




伝える



子どもたちに
行動を起こしてもらうのに

大人の経験は
必要ない

と思ってます


子どもが
やりたいこと
知りたいことを見つけて

さぁ!やるぞ!

行動を起こしても
うまくいかない

そう感じた時

子どもたちは
大人にアドバイスを
求めたりします

でも
大人からのアドバイス

子どもたちを
縛りつけるもの
ではなく

ただの参考案件

大人が意識しないと
子どもを
コントロールすることになります


『私(大人)が経験した時は
こうしたらうまくいった
だから
こうするのが一番良い』


この言葉は

私と同じことをしなさい

子どもに求めているのです


これは
コントロールになります

子どもの意思を
無視しているからです

子どもの意見が入っていません


声かけする時
これならどうでしょう?

『私(大人)が経験した時は
こうやったら
うまくいったけど
あなたの問題(課題)について
それが当てはまるかどうか
わからない

やってみる価値は
あるかもしれないけど

経験するのはあなただから
とりあえず参考程度に
伝えておきますね』

こんな感じで
どうでしょうか?


子ども達の反応




大人の意見を押し付けると
子どもたちは

自分の意思を諦めて
その言葉を受け入れる

反発する

このふたつに分かれます

そのどちらを選んでも
その子が決めたことなので

良い悪いはありません

その子が
どんな経験をしたいのか

というだけなので

第三者がそのことに
良し悪しを決めつけること
その自由を奪うことになります

だから
第三者が子どもたちの
どんな反応を見ても
ジャッジをする必要はないです


冷たいですか?


大人の意見を受け入れて
幸せを感じるなら
それで良し


反発するなら

今の現実を変えていける方法
一緒に
考えていけばいい

それが私の考える
チャイルド・コーチングです


分ける



子どもの土俵と
大人の土俵を分ける

その意識が必要だと思います

親は
子どもの土俵に
上がろうとします

上がりたくなるんです


土俵の上で
子どもが相手と戦っていると

自分の分身が戦っている

そう感じて
手を出したくなるんです

倒れそうになると
手を出したくなるんです

でも
倒れるのも経験です
負けるのも経験です


その貴重な経験を
大人が手を出すことで

子どもが
体験することが
できなくなるんです

子どもには
失敗することが必要です

失敗
という言葉は
好きではないので

経験
と私は呼びますけどね😅



子どもが
体験したい経験を
大人が邪魔をする

それが一番困ったことだと
私は考えます

そして
日本の親子を見ていると
そんな親が多いと感じています


枠組み



私は


今の日本の

子どもたちに付けられた

枠組みを外したい


と考えています



その枠組みが

不登校
発達障害
学習障害

というものです


これらの枠組みに
入れられた子どもたちを見て

大人たちが

子どもの問題だ

言っていることに
違和感があるからです

その枠組みを作ったのは
大人たちだから です


子どもたちは
大人の作った枠組みの中で
苦しんでいる

私には
そう見えるんです


その枠組みを外して
その子を見る

そんな世界を夢見ています

今、無いなら
そういう場所を作っていこう

そう思ったのです



最後までご覧いただき
ありがとうございました😊

次は
質問すること
について
お話ししたいと思います😊