2020年発刊の 『夢判断』 。
前世の記憶が象徴的に変換されて夢に現れたり、幽霊に襲われるもエル・カンターレ・ファイトで撃退したり、それから何といっても、病院跡地に建てられた学校で、女生徒が小さな女の子に追いかけられる恐怖体験。
その霊体験を聴くだけで終わったら、それは恐怖体験エピソードでしかないのだけれど、その夢解きを行ない、実際にその時に現れた少女の霊を呼び出して、霊言をしてもらうやいなや、怖いだけのエピソードが、悲しくも切ない、心に深く突き刺さる感銘を与えられる、そんな神秘現象の開示に思えてきます。
以前あった、東日本大震災の時に現れた霊の話も、支部の入り口に霊が立つところまでで終わっていたら、単なる恐怖体験エピソードに思えましたが、その時に現れた霊に事情を聴いてみると、なるほどそういう理由でここへ来ていたのか、ということがわかると、あの世のことがわからない霊の迷いと悲しみがわかって、霊的知識を知ることがどれほど大切なことなのかが、あらためてよくわかる霊言となってしました。
そうしたリーディングを元にして作られた映画が、2020年公開の 『夢判断、そして恐怖体験へ』 。
U-NEXTで配信されていたので、観てみました。
神社で心霊写真に写りたがる女性の幽霊が怖ええええ!(笑)
というのは別として、学校で現れる少女の幽霊のエピソードが、この映画中で描かれていて、おおおお!と驚きながら、見入ってしまいました。
女の子が可愛らしく、なぜ女生徒を追いかけたかを語るシーンが、切なくも悲しい、しかして微笑ましい。幽霊を怖い、と思うよりも、そうして彷徨っている霊たちの悲しみを理解しなくてはいけないのだな、と思いつつ、観ていました。
泣けます。涙がホロリと出てきてしまいます。そうして、わたしと遊んで、といって少女が、心理カウンセラーの先生の助手である女性ヒロインに抱き着くところ、なんとも言えない、心がホンワカあったかくなる、そんな感動を受けてしまいました。
これは、良い映画だなー。いくつかのエピソードがオムニバス形式でつづられている映画。最後のこのエピソードがもっとも心に残って、このエピソード、ぜひ映像で観て欲しい。
映画館で観なかったのだけれど、観たら映画館で泣いちゃってるなー、と思いつつ、配信動画で観ましたよ。
幸福の科学の実写映画の中でも、この作品はわたし的には非常にオススメの名品だと思います。
ぜひ見ましょう!!