hANP(ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド)

作用)血管を広げたり、尿を出したりする

    →前負荷も後負荷も減る

    →心不全に最高!!


しかも血管拡張薬+利尿薬の組み合わせの時に出る

交感神経活性の亢進、電解質異常、腎機能障害などの悪い面が全くない!


ただし血圧よくないと使えない(下げるから)

良い適応)血圧のよい肺うっ血ある人


使い方)

①hANP 4バイアル+注射用蒸留水(アクア、大塚蒸留水)40mlの組成でオーダー

②まずは0.025~0.05γ(体重50kgなら0.8ml~1.5ml/hr)の持続微注で開始。

  理由)血管拡張が凄いからやりすぎると血圧下がっちゃうので

③あとは血圧に併せて増減させる。(0.025~0.1γの範囲で)


心不全の予後自体良くするから、ある程度改善するまで、比較的長めに持続微注してあげるのがよい。


追記)じゃあいつまで使うか?残念ながら、高いので(1A,2000円?)レントゲン、身体所見で水が抜けるくらいで切ってあげたほうがよさそう。点滴だし

長所)①血管拡張 ②利尿作用 ③交感神経活性の抑制 ④RAA系抑制 ⑤速効性 ⑥心拍数あげない


短所)血圧低下しやすい、 利尿作用はラシックスより弱い。(ラシックスと併用できる。)高い



*たとえば2本ルートとって一本からはラシックス持続静注


もう一本からメインを5%TZ 250ml(5ml/hr)とって側管から「ハンプ4バイアル+蒸留水40ml」を1.5ml/hr流してやる的な方法をする。



参照)7日でわかる心不全 良著です


ヘパリン出しといてーっていわれたら




まずは組成として


・ノボヘパリン注(1000単位/ml)を10000単位(10ml)


・大塚生食注100mlを90ml


オーダー


これで10000単位/100ml


つまり100単位/mlのヘパリンが完成。




これを5ml/hr(500単位/ml)とかで開始します。


大事なのは何mlはいるかではない!


何単位入るかだ!!




これでAPTTを見て調節。


大体正常値の1.5倍~2倍に効かせる。


(50秒~60秒くらい)



だからAPTT35秒とか見たら、 効いてねーなぁとか思って


ヘパリン5ml/hr→7ml/hrに上げて!と指示をだす。


看護師さんが忙しそうなら、上げときました~と下手にでる。




だいたい±2ml/hrずつ増減で良い気がする。




採血のタイミングとしてしばらくは毎日APTT測って、調節。


早く効かせたいときは、数時間おきにAPTT測って調節してもいい。


またACTというその場で測れるものもあるみたい。CHDF使ってる集中病棟みたいなとことかカテ室でしかみたことないけど。180-250秒になるよう調節する

あんまり流量が多いなら、看護師さんが数時間おきに取り換えにゃならんので


組成を替える。


たとえば


・ノボヘパリン注(1000単位/ml)を20000単位(20ml)


・大塚生食注100mlを80ml


これで200単位/mlの完成です。


100単位/mlのが18ml/hrとかになってたら200単位/mlを9ml/hrに変更すると


時間あたりに入るヘパリンの単位は一緒ですね。


何度も言うけど大事なのは何ml/hrでなく何単位/hrでげす。




次にoffの話


基本的にヘパリンの半減期は40分。


効果がなくなるのに3時間くらいなので、何かの術前とかでも午後のオペなら朝切ったらOK。




効き始めも切り終わりも早いのでAfの人とかのワーファリンの調節までのつなぎとしてヘパリン流したりします。ワーファリンが効いてきたらすぐやめれるから。




合併症としてHIT(ヒット)が怖い。


一度経験があるけど、pltがダダ下がりします。


それまで普通の血小板数だったのが急に10万とか切ってなおも下がります。




そのときはヘパリンを中止して別のやつを使います。




ワーファリンは急性期はダメ絶対。




僕はアルガトロバンを使いました。


・アルガトロバン注 (10mg,20ml) 6A


・大塚生食注 250mlを120ml


でアルガトロバン60mg/240mlを作って時間10ml/hrで1日持たせてました。


教科書では0.7μg/kg/分(肝障害あれば0.2μg/kg/分)

APTT,PT-INRが両方とも伸びた様に記憶してます。


ヘパリン、ワーファリンなどと同様にAPTT,PT-INRの伸びを見て、流量を調節してください。


APTT1.5-3倍で調節

またいい感じにコントロールしてても腸腰筋などに出血することあるらしい。
これまた痛い経験あるけど、背部に出血斑が広がってて、CT撮ったら後腹膜血腫ができてたってことがあった。その時はCT撮るのも大変な状況だったけど可能ならすぐCTとろう!

ご意見、ご感想、ペタなど歓迎です




またもやメモ。

勉強するたびに更新して、徐々に完成させます。(2/20作成、3/6更新)


RA治療のアンカードラッグといわれる。

アンカー=船の碇。つまり要となる治療みたいな。


投与量)6mg/週から開始する。(高齢者、合併症ある人は4mg/週から)


…mg/週って?

つまり週一投与。木曜日だけ内服!みたいな指示する。


副作用として注意するもの

とりあえず大きいものを3個


1)肝障害…採血フォロー(AST,ALT,ALP,Alb)

2)骨髄抑制…採血フォロー(CBC)

3)間質性肺炎・・・聴診(特に下肺野、背側、fine crackle)、採血(LDH)、CXP

このうち1)2)は容量依存性。3)はアレルギー


セットとして2日後に葉酸を内服。(商品名:フォリアミンなど)

つまりMTX木曜内服。葉酸土曜内服みたいな


なぜなら、MTXは葉酸阻害が本質だから。

葉酸欠乏は大球性貧血が起きる。つまりMTXが効きすぎると、MCVが増える。

MCVが増えてきたら、副作用要注意。


現在MTXは16mg/週まで増量を認可されている。

MTXの効果も容量依存性だから、副作用が無いなら増やす。

だいたい12mg前後になる人が多いらしい。