ヘパリン出しといてーっていわれたら




まずは組成として


・ノボヘパリン注(1000単位/ml)を10000単位(10ml)


・大塚生食注100mlを90ml


オーダー


これで10000単位/100ml


つまり100単位/mlのヘパリンが完成。




これを5ml/hr(500単位/ml)とかで開始します。


大事なのは何mlはいるかではない!


何単位入るかだ!!




これでAPTTを見て調節。


大体正常値の1.5倍~2倍に効かせる。


(50秒~60秒くらい)



だからAPTT35秒とか見たら、 効いてねーなぁとか思って


ヘパリン5ml/hr→7ml/hrに上げて!と指示をだす。


看護師さんが忙しそうなら、上げときました~と下手にでる。




だいたい±2ml/hrずつ増減で良い気がする。




採血のタイミングとしてしばらくは毎日APTT測って、調節。


早く効かせたいときは、数時間おきにAPTT測って調節してもいい。


またACTというその場で測れるものもあるみたい。CHDF使ってる集中病棟みたいなとことかカテ室でしかみたことないけど。180-250秒になるよう調節する

あんまり流量が多いなら、看護師さんが数時間おきに取り換えにゃならんので


組成を替える。


たとえば


・ノボヘパリン注(1000単位/ml)を20000単位(20ml)


・大塚生食注100mlを80ml


これで200単位/mlの完成です。


100単位/mlのが18ml/hrとかになってたら200単位/mlを9ml/hrに変更すると


時間あたりに入るヘパリンの単位は一緒ですね。


何度も言うけど大事なのは何ml/hrでなく何単位/hrでげす。




次にoffの話


基本的にヘパリンの半減期は40分。


効果がなくなるのに3時間くらいなので、何かの術前とかでも午後のオペなら朝切ったらOK。




効き始めも切り終わりも早いのでAfの人とかのワーファリンの調節までのつなぎとしてヘパリン流したりします。ワーファリンが効いてきたらすぐやめれるから。




合併症としてHIT(ヒット)が怖い。


一度経験があるけど、pltがダダ下がりします。


それまで普通の血小板数だったのが急に10万とか切ってなおも下がります。




そのときはヘパリンを中止して別のやつを使います。




ワーファリンは急性期はダメ絶対。




僕はアルガトロバンを使いました。


・アルガトロバン注 (10mg,20ml) 6A


・大塚生食注 250mlを120ml


でアルガトロバン60mg/240mlを作って時間10ml/hrで1日持たせてました。


教科書では0.7μg/kg/分(肝障害あれば0.2μg/kg/分)

APTT,PT-INRが両方とも伸びた様に記憶してます。


ヘパリン、ワーファリンなどと同様にAPTT,PT-INRの伸びを見て、流量を調節してください。


APTT1.5-3倍で調節

またいい感じにコントロールしてても腸腰筋などに出血することあるらしい。
これまた痛い経験あるけど、背部に出血斑が広がってて、CT撮ったら後腹膜血腫ができてたってことがあった。その時はCT撮るのも大変な状況だったけど可能ならすぐCTとろう!

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