スピーカー修理日記 -105ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

SONY 270W001がきました。

270w001

先日の120M001と同じお客様で同システムのウーハーです。重いですね、造りも良い。幸いなことに以前メーカーで一度エッジ交換をしているのでエッジは少しヘタっているもののまだ使えそう!今回もお客様が持込みのため、エッジ交換なしでも使えるようにその場でウレタンエッジにコーティング処理をし即お持ち帰り!このくらいであればエッジ交換しなくても大丈夫!!確かにエッジ交換をした方が売り上げにはなりますが、当社の長耐久エッジとまではいきませんが、まだ使える物をお金かけてまで交換しなくてもね!結局ミッドレンジの修理代のみでした。

昨日のB&WのDM1。修理完了しました。

bwdm1

非常にフラットです。抜群に良い特性ですね。ただ非常に能率が悪い!ウーハーに貼ってあるスポンジの接着が剥がれかかっているのが気になります。特性的には音には全く問題ないのですが・・・。後で補強接着しておきます。

B&WのDM1ですが、かなり古いスピーカーですたぶんB&Wの創業当時ではないかと思われます。

bwdm1

楕円のウーハーに、・・・これはセレッションについているツィーター??たぶん同じです。スーパーツィーターもどこかで見たことあるような・・・?ツィーター切れです、小型のシステムですがとんでもなく良いような気がします。早く治して特性が見てみたいものです。

先日のSONYの120M001データの中に写真を入れたら、やはり小さくて見えなかったので、エッジのクローズアップ写真を写してみました、あまりに接写過ぎて小さなホコリまで写ってしまいました。

120m001c

新素材のエッジなんですが、初めての採用で、見た目も微妙に今までと違い、私はまだ違和感があるのですが、とても美しくエッジが仕上がって!ご満悦!数は少ないのですが既存のエッジ素材より、新素材の方が適しているユニットもあるので、小型ユニットでエッジ幅がとても狭いものなど限定で採用していきたいと思っています。そんな小型ユニット修理してまでって方が少ないのでめったに無いんですけどね。

昨日のInfinity!

Infinity-490701s

12本の内、2本は圧力センサーつき、写真右上のようにコーン付け根裏からオレンジ色のシールド線が出ている。センサーが付いている以外は他の10本のユニットと変わりなし。写真左上であるようにボイスコイルの引出し線が4本出ている、ボイスコイルが2つあり直列に繋いである。2つのボイスコイルを別々に測定してみました(それぞれグラフ赤と青)。正直言って、プレスフレームのこの作りは国産であれば2万円くらいでありそうな気もする、しかしマグネットも大きくボイスコイルが2つにセンサー付きのシステム、ユニット1本が新品で約10万円くらいするそうです。箱に入れてどんな音がするものか一度聴いてみたいものです。

以前ご紹介した、システム一式で新品価格1300万円のインフィニティのウーハー。

Infinity-490701

一日で修理しました!特性も全て計ったのですが、グラフは4本ずつ測定しました、見事にピッタリ揃っているでしょう。インフィニティを修理して思うのですが、いつもピッタリ揃います。この時代のユニットはポリプロピレンのコーンで、コーン自体の品質が安定しているのでしょう。せっかく12本そろえたので記念に並べて写してみました。これだけしてると、ちょっと飽きるかも・・・。

ALRAのHS3-194-8Eという型番らしいのですが・・・

ALRA-HS3-194-8E

何やら形も面白く、中央にLOWTHERのようなデベソ、8cmユニットですが使い道がありそうで色々考えてみたところ、2μFのコンデンサーを付けてみて(グラフ青)・・・、とてもフラットに出るツィーターもいいかもしれません。他にもパソコン用のスピーカーBOX、ALTECのユニットと交換してフルレンジで使ってみても、いいかもしれない・・・ねじ穴もピッタリでした。

昨日ご紹介した、SONYのユニット、治してしまいました。

sony-120m001t

写真でお分かりの通り、マグネット大きいんです。たぶんSONYの大型システムの”G7”のウーハーと同じマグネットのような気がします。特性は5kHz付近で落ちていますが、たぶんツィーターと上手く繋がるのでしょう。エッジは写真でわかるかどうか・・・新素材を開発し始めて使用してみました。今度来るウーハーとどう繋がるのかが楽しみです。

SONY 120M001ご覧の通りアルミハニカム平板角型コーンのミッドレンジです。

120m001

かなり大き目のマグネット、すっごい迫力ですね。当社初修理です。このユニットはSONY平板シリーズの100万円ほどのシステムについているもので、ウーハーは過去に何度も修理したことがあるのですが、ミッドレンジはどうされていたのでしょう?ウーハーはストローク幅も大きく腐食したエッジが落ちやすく、早く気づくのでしょう!それに比べミッドレンジは動きが小さい為、エッジが落ちない限り気が付かない人も多いのかもしれません。今回はウーハーも修理のはずだったのですが、このユニットを手に持って新幹線で持ち込んでこられたので、ウーハーは後日送ってこられるそうです。お客様の話によると以前一度メーカー修理したのですが今回はメーカーが修理をやめたそうなので、当社に持ち込まれたそうです。

先日、ボイスコイルを作ったFOCALですが・・・。

12Ωで揃っていたのですが、オリジナル特性が後でわかり確認すると、オリジナルは6Ω!結局作り直し。ついでに磁性流体を注入したところ、ボイスコイルの収まりが悪い。最終的にボビンに加工を加える事で、すっきり収まり、特性も揃いました。12Ωから6Ωにすることで4デシベル上がりました。

focalt120kcon

上記のグラフは、1μFのコンデンサーを付けることにより、フラットに使える事が確認できました。4.5kHz付近の谷は、凹型ドームになっているので干渉しているのではと思われる。ちなみにドームの素材はキュプラでした。