ロシアがウクライナに侵攻してから早くも1か月以上が経ち、毎日悲惨なニュースが報道を賑わせています。
そんな中でも最近気になっているのは、プーチン・ロシア大統領の判断やロシア軍の行為を『戦争犯罪』と規定しているところです。
戦争犯罪ってなんのこと?
広辞苑無料検索によると・・・
『戦争犯罪』
①戦時犯罪
②第二次大戦後の国際軍事裁判で処罰の対象とされた犯罪。
従来の戦時犯罪よりも範囲が拡大され、単に戦争法規違反
の罪だけでなく、平和に対する罪、人道に対する罪をも含
める。
とされています。
ん?戦時犯罪?
戦時犯罪を別の文献で調べてみると、「一方の軍隊の構成員が相手国に対してある種の行為をしたとき、相手国がこれを処罰できる行為が戦時犯罪であり、”通常の戦争犯罪”と定義づけられる」ものであるらしい。
つまりは『戦時国際法違反』の行為であり、例えば非人道的として禁止されている兵器を使用したり、捕虜を虐待したり、一般市民への敵対行為などが代表的です。
②は第二次大戦後拡大した概念で、”通常の戦争犯罪”に平和や人道に対する罪が加えられました。
つまり、侵略戦争の計画や実施、一般市民への虐殺や奴隷化などが含まれたわけです。
う~ん・・・
ここまで調べても湧き上がってくる違和感。
戦争って何ですかね?
当事国はお互いの正義と国益に(多くは国益に)基づいて開戦します。
今回のウクライナ侵攻も表向きは親ロシア派が勢力を誇るウクライナ東部地区をウクライナ軍の攻撃から守る、と言うロシアの正義が建前です。しかし、実際のところは欧米寄りのゼレンスキー大統領が目指すNATO加盟はロシアの国益に大きく反する。
・・・言わば規模の大きいジャイアンの主張です。お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの。勝手に欧米と仲良くなってんじゃねぇよ。元々お前はソ連の一部だったんだぞ!
こんな理屈で戦争を仕掛けるのはまさしく侵略です。そこは間違いない。
でもね、一般市民が虐殺されるのはどんな戦争でも当たり前のことです。戦争ってのは一般市民が虐殺されるものなんです。なぜならたくさん殺せば殺すほど褒めてもらえる異常な状態なのですから。一般市民が穏やかに暮らせる戦争なんてありえない。
戦争を続けている状態こそが犯罪であり、この戦争が続いているのは中国や欧米諸国などの複雑な世界情勢が絡んでいるからです。関与している国全て、もちろん日本も含めて犯罪に加担しているといっても過言ではない。
戦争自体がやってはいけない犯罪です。
戦地での残虐行為や非人道的兵器の使用が犯罪なわけではない。
殺しあうことが正当化されることが即ち犯罪です。
戦争はやってはいけない行為で、あらゆる方法を尽くして戦争を回避する努力を全人類が払うべきなんです。
これには『世界平和』の実現が必要で、それは人間が人間である以上ありえない理想かもしれませんが、特定の者を大魔王のごとき『戦争犯罪人』に設定して報道を続けるのは、最終的に何かを見落とす恐れがあると感じてしまいます。
プーチンが極悪非道の所業を続けているのは疑いない事実。でも、この戦争によって利益を享受している方々も欧米にはたくさんいるはず。戦争犯罪という言葉を軽々にロシアだけに当てはめるのには違和感を感じる。そういうことです。
きっとこれは私だけではないと思います。
ま、色んな情報に対して冷静に受け止める癖をつけたいと考えますね。