アメリカ連邦議会の中間選挙結果が明らかになりました。
トランプ率いる与党共和党は上下院ともに大敗を喫し、両院ともにねじれ構造となったようです。
中間選挙ってそもそも何なのか?
アメリカ大統領の任期は4年。その中間である大統領任期開始2年後に行われます。大統領自身は選挙の対象ではありませんが、下院の全員と上院の3分の1が改選されます。
意味合いとしては、現職大統領の政治政策に対する評価と言うことになるので、現職にとっては不利な結果が出やすい選挙です。
それにしても、報道が伝える通りの惨敗と言って良いでしょう。両院とも共和党議席は半数を下回り、いくらトランプが馬鹿でも民主党の意見を無視した議会運営は難しい。
御本人は、拒否権発動して交渉すりゃ民主党も泣きついてくるっしょ、みたいな言いっぷり。でも、拒否権を発動しても、両院ともに3分の2の賛成で再可決されれば成立するので、それ程万能な権利じゃないんですね。
いずれにしても、今回の中間選挙でアメリカの有権者はトランプの政策は間違っているとの判断を突きつけたわけです。
ただし、懸念もあります。
大義無しでふっかけたイランとの戦争が物価高を招き、それに対して米国民は怒っているわけで、これまでトランプが行ってきたクソみたいな言動が恥ずかしくて怒っているのではない、と言うことです。
事実、有権者が重視する項目には経済と並んで依然「アメリカ・ファースト」があります。つまり、無知丸出しのトランプが起こした戦争がなければ、米国民は未だかの大統領様を恥ずかしい人物と認識しなかったと言うことです。
自国の利益を優先して考えるのは間違っていないし、国民がそれを望むのは当然と言えます。
しかし、トランプは駄目です。彼の言う事、やる事には品性の欠片も感じられない。それを歓迎する有権者達に品性を感じろと言われても無理な話です。
ま、結果としては良識あるものとなったので、そこは評価できます。
トランプが大統領の椅子に座っている限り、アメリカの政治が大きく変わることは無いでしょう。
でも、この選挙がアメリカや世界の正常化に少しでもつながれば良いなぁと心から思いますよ。