『言論の自由』とは、日本国憲法で保障されている基本的人権の中で、最も重要なものです。これが保障されていなければ民主主義とは呼べないと言っても過言ではないでしょう。
SNS等で誹謗中傷するような輩にとって、最大最強の盾となるのがこの権利です。それはあたかも言論の自由が全ての発信を正当化する錦の御旗であるかのようです。
確かに言論の自由は尊重されるべきです。これが蔑ろにされる国家は国民を蔑ろにする。歴史が証明しています。
では、誹謗中傷も自由であるべきなんでしょうか?
私には他者を貶めて快感を得ると言う変質者の気持ちはわからないし、わかりたいとも思いません。だから、彼らが言論の自由を標榜するのには、吐き気がするほどの違和感を感じます。
私的な結論を示すのであれば、個人のプライバシー侵害や名誉棄損、それに伴う損害や死傷に至るまで全て罪とするべきです。つまり言論の自由は一定程度制限するべきだと思うのです。
アカウントが特定出来た奴からしょっ引いて、ネット環境とは無縁の離れ小島にでも拘束すれば良いと思ってます。
大体においてこの段階で議論となるのが、何をもって誹謗中傷とするのか?ってところです。
つまり政治的に利用される恐れがあったり、人を傷つける行為に明確な線引きをするのが難しいってわけですね。
第一私だって冒頭で保障無ければ民主主義にあらずと書いてます。整合性に欠けてます。
でも、話しは意外と単純です。被害者が誹謗中傷を受けたと感じたら誹謗中傷なんですよ。
ハラスメントと一緒。ハラスメントは受けた側に主導権があるのに、かかる犯罪行為の主導権が犯罪者側にあるのは全く持っておかしい。
しかも、二言目には言論の自由を叫ぶのに、他者に対しては「芸能人のくせに」とか「アスリートのくせに」とか、わけのわからない理由で叩く。誹謗中傷が変質者、愉快犯である証明です。
犯罪者は取り締まるのが当然でしょう。
連日熱戦が続いたオリンピックが間もなく終わりますが、どこの国の選手も苛烈な誹謗中傷にさらされています。
国を背負い、期待を背負って闘う彼らの姿は等しく称賛されるべき。そんな当たり前のことがわからない輩が根絶やしになることを願ってやみません。