サイン・ディスプレイの分野において
特にそういった視点は重要なことになります。
「ユニバーサル」という語源には、一般的、普遍的といったニュアンスが含まれます。
・・・デザインという意味で使われる場合は
言語や文化、国籍の違い、年齢によるハンディ、障害、能力によっての差異などを埋める意味合いで使われるケースが多いわけですが、原則としては不便を感じるであろう使用者に対してのデザインとなります。
もっと言えば、通常の使用者においては当たり前に使用できることが前提であり、
一般の生活者がまず不便を感じないレベルである必要があります。
一般的なサービスにも共通することと言えますが
あともうちょっとの気遣いの面。
もうちょっとだけ大きいほうが・・・
もうちょっとだけメリハリのある方が・・・
もうちょっとだけ手前にあれば・・・
普通に街中を歩いてて、多分に感じるところがあったりします。
逆に言えば、そういったところで
ちょっとした気遣いを感じるサインやディスプレイなんかをしていると
すごくいい気持になったりします。
POPなんかでちょっとした季節感を出したり
お客様にあらかじめ注意を促したいことを知らせたり
守っていただきたいオリジナルのルールを分かりやすく伝えたり
予算や手間のかかることでなくても
ほんの少し「お客様の目線」を想像することで
粋な演出は可能な気がします。
上記のホワイトボードスタンドのように手書きでさっと書けるものなら
リアルタイムでお客様に情報発信も可能。
接客中にはっと気づいた「気づき」をすぐに発信することができます。
ホントの意味での気遣いって、そういった折に降りてくるものな気がします。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。