初めてのお客様に伝える情報とその関係性 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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お店づくり、オフィス環境づくりなどの
「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

7月も終わり夏真っ只中な訳ですが、
各地の行楽地は観光客でにぎわっています。

1年のうちに特ににぎやかになるのはこの時期って場所も多く
そういった場所において「情報」を的確に伝えることというのは
商売をやっていく上で非常に重要なポイントとなります。

もう少し掘り下げていくと、
伝えたい情報と伝えるべきお客様との関係性を見ていく必要があります。

先述のように、この時期だけ来るような「一見さん」が多い場所と、
美容院などのようにリピートのお客様が多い場所ではその関係性が違いますし、
往来に面した独立店舗と地下街やショッピングモールのテナントにおいても違います。

また、店の前なのか中なのか、
商品についてかサービスについてか
新規店舗なのか老舗なのかによっても様々です。



具体的な事例で行くならば
例えば観光地にある飲食店さんの場合。

昨今は口コミブログなんかでお店の情報なんかは見ることは出来ますが
食事目的で来るような観光地でない限りは
現地でお店の店構えを見ながら決めたりといったことが多いことも推測されます。

そのような中、単純に食事が出来ること、おすすめメニューを知らせるといったことも当然必要なわけですが、
もっとシンプルにお客様が入店したくなるような情報を届けることが重要になってきます。

・お子さま用のベンチシートあります。
・おたばこ喫えます
・お土産ございます
・テラス席あります
などなど

ポスターパネルスタンドPOS-81 

そこでその場所に入ることでどういったメリットがお客様にあるか。
観光地といった立地がら大きくドンとした看板なんかは
景観を損ねる恐れのあるため置けないといったケースも多いと思われますが
こういった「耳より情報」を的確にお客様に届けることで
それを必要としているお客様にとっては居心地の良い関係性をつくることが出来るというわけです。


さらには、その物理的なサイズ感、距離感なんかも重要。
小さいサインは確かに品が良いですが、
前に人がいたりして見えないようなものだと
多くのお客様が往来するような場所には不向きです。
逆に人がすれ違うくらいが限界のちょっと隠れ家っぽいところに
ドンとしたサイズのものが鎮座していても不釣り合い・・・
あくまで自分のお店の場所にマッチしたサイズ、置き方で
自然にたくさんのお客様の目にとまる工夫が必要になります。


外国人観光客も増えてきましたので、これからは多言語対応などの課題もありますが
まずは日本のお客様ときちんとした関係性を保てるのが第一条件な気がします。



参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。