商品、サービス、コスト費用、お客様、仕入先
その他経済状況や業界、文化風俗においてまで、私たちのビジネスの側面においては
様々な「カテゴライズ」がされています。
利便上、自分達の持ってる能力や資源を効果的に配分するために、
そのカテゴライズによるデータを活用しています。
全体をボンヤリと見つめるよりも、ある意図を持って整理された情報によって分析することは
知識の集大成ともいえる知恵であって、よりはっきりした結果をもたらします。
自分のところのメニューで、メインかサイドディッシュかドリンクか、どれが一番利益率が高くてお客様に求められてるかってことが分かった上で作戦を立てる方が、全部のメニューを一つずつ見比べてるよりも効率も良く、効果も期待できるってことです。
ただ、この「カテゴライズ」ってそんなに簡単なものでもありません。
先述の飲食店のメニューひとつとっても、
どれくらいの細かさで、どのような軸でカテゴライズするかによって、
出てくるアイデアも変わってきます。
料理の内容で分ければ→オススメ商品の発信って発想になりますし、
価格帯で分ければ→セット商品の充実ってところに落ち着くかもしれません。
当たり前ですが、どれが正解かっていう明確なメソッドがあるわけでは無いですし、
なによりお客様にとって見る部分は最終の”結果”であるだけで、そのプロセスはどうでもいいことであったりします。
このお客様にとっての”結果”に着目するってことが結構大事な視点だったりします。
最終的にどのような結果を出したいか。
最初の段階では仮説での結果になりますが、ボンヤリとでも”イメージ”することで、
そこに行き着くまでのプロセスをも”イメージ”することができます。
そのために・・・
”結果”としてどういったカタチでアウトプットする?
アウトプットのデザインの判断基準になるために、どういったデータがいるか?
そのデータを分析するために、今あるデータをどのようにカテゴライズするか?
ってプロセスになります。
お客様のカテゴライズもしかり。
お客様の分類なんて、上から目線は・・・ってことも、最終的にお客様のメリットになる”結果”がイメージできれば、きちんと客観的に行なうことができるのではないでしょうか。
お客様はすべて同じである=すべて同じ性格で同じサービスを求めてるって考えは
やっぱり思考停止の気がしますし、モノやサービスがあふれてる時代にそのような考えが通用しないことは言うまでもありません。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。