手法として、奥行きを演出したものってのは結構使われています。
たとえば「グラデーション」。
濃淡を出すことで、出っ張っていたり、凹んでいたりって錯覚を起こさせることができます。
WEBデザインなんかだとボタンなんかで使用したり、
紙面のデザインなどでも、立体的に見せることで少し高級感を演出したりできます。
テクニック的にはあんまり多様せずに、何箇所か使う場合でも同じパターンのグラデーションを使うのが無難です。
視覚的に少しクセのある表現なので、たくさん見てるとつかれます。
もう一つの手法としては「半透明」。
写真の上においてスペックを書いたりとか、
何かの対象物の上に”重ねる”時に使う手法です。
透明度を調節することで、はっきり見せたり、逆にぼかしたりってことも可能です。
このようなテクニックを使うと、平面に詰めこんだような圧迫感が少なくなります。
これは人間の目が”階層”を判断して奥行きを感じるからであり、
これを利用して、要素の強弱をコントロールすることができるということです。
出っ張って、手前にあれば強調され、
奥にあったり透けてたりすれば控え目に表現されます。
情報の強弱をまずは整理してから、こういった手法を使ってみるのもひとつの手です。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。