奥行きを表現したデザイン技法 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

メーカーの運営する サイン・ディスプレイ/店舗用品のオンラインショップ SP館。
お店づくり、オフィス環境づくりなどの
「空間づくり」に役立つあたらしい情報や日々のちょっとした発見を情報として発信していきます。

ちょっとしたデザインから本格的なグラフィックデザインまで。
手法として、奥行きを演出したものってのは結構使われています。

たとえば「グラデーション」

濃淡を出すことで、出っ張っていたり、凹んでいたりって錯覚を起こさせることができます。
WEBデザインなんかだとボタンなんかで使用したり、
紙面のデザインなどでも、立体的に見せることで少し高級感を演出したりできます。
テクニック的にはあんまり多様せずに、何箇所か使う場合でも同じパターンのグラデーションを使うのが無難です。
視覚的に少しクセのある表現なので、たくさん見てるとつかれます。


もう一つの手法としては「半透明」

写真の上においてスペックを書いたりとか、
何かの対象物の上に”重ねる”時に使う手法です。
透明度を調節することで、はっきり見せたり、逆にぼかしたりってことも可能です。



このようなテクニックを使うと、平面に詰めこんだような圧迫感が少なくなります。

これは人間の目が”階層”を判断して奥行きを感じるからであり、
これを利用して、要素の強弱をコントロールすることができるということです。
出っ張って、手前にあれば強調され、
奥にあったり透けてたりすれば控え目に表現されます。


情報の強弱をまずは整理してから、こういった手法を使ってみるのもひとつの手です。




参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。