”リピーター”をお客様目線で捉えてみる | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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一回きりの新規顧客をリピーターにしよう!
こういった考えは商売をされてる方にとっては普遍的なテーマであり、
もっとも知恵のいることであったりします。

すごく広い意味での解決策としては、認知度をあげたり、二回目の来店動機をあげたりって数多の”技法”があったりしますが、そんな小手先のもので目に見えて効果が出るってことはほとんど無いように思います。

まず考えなくてはいけないことは、リピーターって考え自体が売り手目線ってことです。

お客様としては、すべてにおいての選択支の中からそれを選ぶ訳でなく、
まず”やること”を選んで、その後にそのための”お店”や”会社”を選びます。

モノにもよりますが、いちいち頻度なんかを考えてるケースって意外となくて、ましてや自分がリピーターかどうかなんてのはまったく考えてないのがほとんどなのではないのでしょうか。
逆に「初めて」ってケースはもちろん意識はしますので、売手側としての新規のお客様に対しての情報発信はもちろん必要です。
話しを戻して、”リピーター”って言われる2回目以降のお客様のことを考えると、むしろもう二度と行かないって理由が無いかぎりは選択支の中に入ってくる可能性はあるってことです。
そして、その選択支の中で選ばれるには・・・・・て発想で考える必要があり、購買動機そのものをどうこうしようってのは少し難しいことな気がします。

この種のことって、地味にコツコツと空間の雰囲気というか、理念というか、そういったものを磨きあげていって、初めてブランドとして成り立ち、その結果として現れることのはずです。
もう一回じゃなくて、もっと知りたいって気持ちをもってもらえるような、そんな空間で選択支に選ばれるような演出ができたらステキだと思います。


参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。