「はずし」の美学によるおしゃれ感 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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デザインやビジュアル展開という点で空間演出を考える際、
統一感やバランスってのが意識すべき点だったりします。

これってことばにするのは簡単ですが、実際は経験や知識による、いわゆるセンス的なものがある程度は必要で、そのためにアートディレクターみたいな人を雇って行うところも今は結構あるみたいです。

当社があつかってるようなサインディスプレイなどももちろん対象物であり、
それは中にある「情報」と一緒に認識されることになります。

このような対象物を一定のリズムで見せることで、ある種の緊張感を生み、
それを少し「はずし」たりすることで緩めたり。

そうすることで、その空間独自のバランスをデザインすることができます。
むしろあまりにも統一されきってしまった空間だと、単調すぎて退屈ですし、
そのような「はずし」の美学ってのは、むしろそれがもう当たり前になってきてるような気がします。

テーマを決めて統一感を出す中でひとつだけ違うテイストを取り入れたり、
キーカラーの中、補色を差し色にして目立たせる部分をつくったり、
敢えてミスマッチな組み合わせでドキっとさせたり、などなど
手法はさまざまな方法がありますが、すべてまずは統一感ありきってのがポイントです。

まずはリズムを意図的につけて、そこからはずしてバランスをとること。
はじめっからはずしを意識してやると、うまくいかないようです。




参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。