様々なランクのそれがありますが、すべての空間において共通することとしては、
ただの宿泊っていうところとは別の部分での「情報発信」が非常に重要なウエイトを占めてきているってこと。
まずはリアルタイム性。
これはどの空間においても重要な要素になりますが、
イベントなどの情報においては、それが古くてはもっての他、
さらに言えば未来過ぎてもあまり情報としての価値をもちません。
宿泊にしても、食事や待ち合わせで訪れた一時的なお客様にしても、
その空間に滞在する時間はそれほど長くありません。
また仮に近くに住んでいたり、よく滞在するような場所でも、ホテルそのものについて思いおこすことは、ホテルから出てしまえばほとんどないのではないでしょうか。
そのあたりの時間軸を意識した情報発信をするべきですし、
長いスパンでの発信はホームページなどの別の媒体での発信でまかなう方が得策です。
そのような状況においては、デジタルサイネージが非常に効果的に使われてるケースが多いです。
情報をこまめに切り替えるのはもちろん、1台の制約のあるスペースで複数の情報を動きをもって発信できるため、瞬間的にその場所に滞在するお客様にとっては非常に有効です。
実際の導入事例もございます。
もうひとつ昨今の大きな特徴しては外国語表示。
とくに中国、韓国などのアジア圏、さらに英語の表記は必須になってきました。
街中を見ていても、家電量販店や高級ブランド品取扱い店などはすでに対応してるとこが多いですし、ホテル業界も外資のホテルチェーンもほぼ対応しているように感じます。
ただ、イベント情報などの単発的な情報発信に関しては、まだまだなかなか難しいのが現状だと思われます。
先述のサイネージですと、ソフトウェアの制御で言語を切り替えたりってもの出てきました。
このあたりは今後技術的にももっと直感的に理解できるようになってくることが予測できます。
こうやって考えると、この業界は時代の先端を切り取ってることがよくわかります。
参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。