時間の価値感覚~10分というエントリー時間 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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ある文献では、
「一冊の週刊『ニューヨークタイムズ』には、17世紀の英国を生きた平均的な人が一生には出会うより多くの情報が詰まっている」とあります。

なるほど、私たちは毎日凄まじい情報に埋もれていて、凄まじい処理をして暮らしてる訳です。
ただ、17世紀も現在も1日が24時間だったことに変わりはなく、単純に無意識化に処理してることがほとんどになってしまっていること。
それによって、時間の価値感覚が変わってきてるってことです。



話を少しずらして、テレビのドラマが冬の時代と呼ばれてるよう。
これはテレビというコンテンツそのものの問題な訳ですが、60分視聴者を縛り付けておくことが不可能になってきてるってこと。
彼らの手元にはスマホやタブレットがあり、常に誘惑が待ち受けている。
一旦離脱されれば一方向性であるテレビでは巻き返しが出来ないってことです。

そんな中で例外的に好調なのがNHKの朝ドラ。15分ていう尺が現代人の時間感覚にあってるのかもしれません。


もっとつっこんで研究されてるデータによると、現代人は10分て尺ならば何か新しいことを受け入れる「エントリー時間」としての認識をスムーズにできるそうです。

10分カットや10分マッサージなんかはこのような心理を巧みについた戦略で理にかなってるってことですね。

商品やサービスの説明、アンケートのお願いなんかも、
この「10分間」てのを意識するとお客様も快適に受け入れていただけるはずです。



参考になりましたら幸いです。
いろいろなサイン・ディスプレイ扱ってます。