看板とキャスターの深い関係 | SP館のブログ 空間づくりのおてつだい

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よくよく見てみるて私たちの生活に「キャスター」ってメチャメチャありますね。

家の中にも、外にも。多分コロコロしない一日はないくらい何処かで触れているはずです。

そんな中、このキャスターをちょっと深掘りして、どういうのを選ぶと良いか見てみましょう。


もともと作ってるメーカーさんを調べてみると、「台車」を作ってるところに行きつきます。

これはおそらく「強度」を重要視してるから。
お客様の大事な荷物を運ぶ運送業。
毎日戦場の医療現場。
万が一にもひっくり返せないハレ舞台の場所など。
絶対に壊れてはいけないケースに照準を合わせています。

あるメーカーの試験体制を見てみると、まず 取り付けネジ部、接合部本体、車輪のどれかに永久歪みが生じるまで、専用の試験機で負荷を加えてデータをとります。
ロットのバラツキを無くすために、何パターンかとり、その数字のさらに1/8~1/10の数字を表記の「耐荷重」としてるそうです。

これは現実、台車やワゴンなどの場合、段差に突っ込んだり、片側にモノを載せすぎたりした時の想定外のチカラが8~10倍かかることを想定してるとも言えます。


台車レベルならこれくらいですが、看板やディスプレイの世界はもう少しシンプルに考えてもいいと思います。

やはり、屋外にガラガラ出す看板にはしっかりしたキャスターが必要です。
SP館では扱ってませんが、電飾看板なんかは、ゴム製で、軸が一本でないプレート固定を使ってます。屋外の想定だと頑丈で多少無茶が効くのが必要です。

変わって、屋内に使う案内板やスタンドなんかにもキャスターを使っていますが、こちらは樹脂製のキャスターでデザイン的にもおとなしいものが多いです。屋内サインの場合だと、ゴムだと使用してなくても劣化したり、摩擦でクズがでたり、音が出たりと「移動」そのものより、デメリットが多いため、樹脂製で全体的に軽く、安価に仕上げております。

ポイントとして、看板やスタンドだけでなく、ちょっとしたもののキャスターの利便性の見分け方としては、「操作性」は大事です。
360度動くってヤツですね。安いキャリーバッグを買うと垂直方向しか動かせない辛さ。あれです。
ホームセンターでもキャスター売ってますが、カラーボックスなんかにDIYでつけると掃除が驚くほど楽ですよ。

最後に当社ファーストの看板はたいがい直ります。キャスター壊れても。
補修部品はこちらから
メールに壊れた看板の写真撮って、送っていただければご対応いたします!


もっと見たい方は。
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