よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート -648ページ目

サンゴのケンカ

スキンダイビング、スクーバダイビングなどなど、海の中の魅力にひきこまれた人はたくさんいるでしょう。もちろん私も海は大好きで、時にはす潜りなんかも
経験しています。特に綺麗なサンゴ礁と熱帯魚、その魅力はなんともいえないものがあるのではないでしょうか。

しかしこの一見、平和に見えるサンゴ礁には、生死をかけた壮絶な戦いも潜んでいるのです。

いおワールドかごしま水族館では、12月23日~4月9日の期間「サンゴ礁が育てる海のいのち~サンゴを食べる生きものたち~」特別企画展を行っています。この
展示では、世にも珍しい!? サンゴのケンカをみることができます。

サンゴとは、イソギンチャクの形をしたポリプの集まりで、それぞれのポリプが毒針のついた触手でプランクトンを食べています。また体の中には、共生してい
る藻「褐虫藻(かっちゅうそう)」が住んでいて、光合成して栄養を作っていきます。サンゴの種類にもよるのだそうですが、多くの場合、この光合成を栄養と
して成長しているのだそうです。

ところが、となりにいる違う種類のサンゴがどんどん成長すると、日陰になり褐虫藻が光合成をすることができなくなり、日陰になったサンゴは成長することが
できません。そうすることによって、サンゴのケンカが始まるのだそうです。

実は、サンゴのケンカには2種類あるのだそうです。
1)餌を食べるための触手が、ケンカ用の長い触手に変化して攻撃
2)食べ物を消化するための胃糸(通常は胃の中にある)が出てきて攻撃

又、サンゴのケンカはその種類によっておおよそ勝ち負けが決まっているのだそ
うです。

成長の速い枝状のサンゴはケンカに弱く、成長の遅いかたまり状のサンゴはケンカに強いのだそうです。

サンゴのケンカ
ミドリイシVSアザミサンゴ
12月20日接触
21日からアザミサンゴがケンカ用触手を伸ばす
29日にはミドリイシのほとんどの部分が殺される


サンゴのケンカ
ミドリイシVSアザミサンゴ
12月30日接触
1日からアザミサンゴがケンカ用触手をのばす(夜間は5cmほど伸びる)


サンゴのケンカ
イボサンゴVSミドリイシ
12月19日接触
20日にはイボサンゴが胃糸(いし)でミドリイシを攻撃
22日にはミドリイシの攻撃された部分がくさり、白い骨格が見える
27日には骨格に藻が生え始める


サンゴのケンカ
イボサンゴVSミドリイシ
1月2日 9:00 接触



サンゴのケンカ
イボサンゴVSミドリイシ
1月1日 8:00 接触
1月11:00にはイボサンゴが胃糸(いし)でミドリイシに攻撃をはじめる


今まで綺麗だという一面でしかサンゴを見ることがなかったのですが、意外にも意外、サンゴの中にも弱肉強食の世界があることを知るいい機会となりました。

次に海に潜る時には強いサンゴなのか弱いサンゴなのか見極めてみるのもいいですね!

いおワールドかごしま水族館

荒田八幡で年越しそばを…。

鹿児島市 荒田八幡(あらたはちまん)にて、2005年12月31日に「年越そば」の振る舞いがおこなわれた。

先着1000名に無料で振舞われた年越そばは、この神社の近くに本社を置く、手打ちの匠「ふく福」を経営する寿福産業によるもので年納めの日になんとも大盤振る舞いの企画かと思う次第でした。

福ふく
福ふくの(無料)年越そば

この年越そばの振る舞いは、日頃お店に来てくれる地域の方への感謝の気持ちと、昔は遅くまで仕込みに時間がかかっていたのが、工場が出来き楽になり、こういった振る舞いそばを行う時間がとれるようになりはじめたのだそうです。

今回で13回になるというこの年越そばの振る舞い…寿福産業の発展とともに、来年も再来年も続いて欲しいものです。

福ふく
福ふく 年越そばコーナー

私も含めて、神社へ参拝の方々みんなが美味しいおそばで体を温めることができました。

寿福産業のみなさま、ごちそうさまでした。

◆参考サイト◆
寿福産業

ジンベイザメの赤ちゃん いおワールドかごしま水族館

今年の衝撃的だったニュースの一つに、いおワールドかごしま水族館にて、赤ちゃんジンベイザメ(全長136cm)の展示がはじまったことがあげられます。

ジンベイザメ
赤ちゃんジンベイザメ いおワールドかごしま水族館のイラスト画

多くの水族館好きの人は、この水族館をはじめ、大阪市天保山にある海遊館、沖縄美ら海水族館などで、ジンベイザメを見たことあるよ!というでしょう。しかし、実はこのジンベイザメ、生態解明はほとんどされていないのだそうです。

ジンベイザメ
大人と姿も同じ赤ちゃんジンベイザメ

ジンベイザメの赤ちゃんについて-----
2005年7月20日、鹿児島県南さつま市笠沙町の定置網で全長136cmのジンベイザメの幼魚が捕獲されました。ジンベイザメが親と全く同じ姿かたちで生まれる「卵胎生」であることが発見されたのが1995年のことで、台湾の魚市場に水揚げされた全長10.6mのメスの体内から300尾以上の仔魚が出てきました。これらの仔魚の全長が42~63cmであっことから、生まれたばかりのジンベイザメはこの大きさであると考えられています。

ジンベイザメ
大人と姿も同じ赤ちゃんジンベイザメ

これまで世界各地の熱帯海域で全長55~93cmのジンベイザメの仔魚は7例記録されています。しかし熱帯海域で生まれた全長1m未満のジンベイザメが体長3mくらいに育つまでの間、どこに生息しているのか、どのような生態なのか、といったことは全くわかっていませんでした。

今回、世界で初めてこの大きさのジンベイザメが鹿児島県沿岸で捕獲されたことによって、ジンベイザメの生態解明に向けた研究が大きく前進したといえます。(いおワールド水族館、赤ちゃんジンベイサメの解説案内板より)

この水族館には全長4mを超える「3代目ユウユウ」というジンベイザメが今夏から元気に大水槽を泳いでいるのですが、水族館の飼育員の方によると、この3代目ユウユウ、赤ちゃんジンベイザメ共に実はまだまだ子供なのだそうで、成魚になると実に20mにも及ぶ世界最大種の大魚に成長するのだそうです。

この赤ちゃんジンベイザメは初公開当時より、愛称を公募していましたが、とうとう名前も決まったそうです。

その名は「ユウ太」。

ジンベイザメ
名前はユウ太に決まりました

大水槽をユウユウと泳ぐ「3代目ユウユウ」、その横を可愛らしくもユウユウ泳ぐ「ユウ太」、なんとも微笑ましい愛称に決定したようです。

ジンベイザメ
3代目ユウユウと、ユウ太

今年の7月には136cmの全長だった「ユウ太」も、飼育員によると、すでに160cmくらいはあるそうで、元気にどんどん成長しているそうです。

世界で唯一、赤ちゃんジンベイザメが元気に泳ぐ姿を見ることのできる、いおワールドかごしま水族館においでください。早く来ないと大きくなってしまいますよ!

ちなみに水族館では、ジンベイザメが全長5.8mに成長する前に海に返す「かごしま方式」という展示方法を実施しています。「3代目ユウユウ」も、そして「ユウ太」も、この水族館を離れ大海へ帰って行く日まで、元気な姿を見せ続けてほしいものです。


■いおワールドかごしま水族館■