よし子ちゃんの 九州・福岡・鹿児島 + 北海道 レポート -647ページ目

うまいスープカレーと言えば 小林カレー (福岡)

どんなカレーが好き? 家ではどんなカレー作る? って聞くと、「じっくり煮込んでトロ~となったカレーが美味しいね!」 って答える人、その多くは、スープカレーを知らないからではないでしょうか?

カレーと一口に言っても、おおよそ同じ料理とは思えないほど、いろいろな種類がありますが、現在、よし子はスープカレーにはまっています。

このスープカレーは、もともとは札幌では、普通に食べられていたもので、口コミ、そして、北海道出身の人気タレント「大泉洋」さんによって、全国的に人気が出てきた食べ物です。

スープカレーにもいろいろあり、基本的には、日本風のルーがトロッとしたカレーではなく、さらっとしたカレーです。 もちろん、インド系、スリランカ系、タイ系などいろいろありますが、一般的には言われているのは、もうちょっとカレースープが和風な味がするように思えます。 

いろいろなスープカレーを食べ歩いて来たのですが、その中でも、美味しいと思うことろが、

ここ、小林カレーです。

小林カレー
怪しい雰囲気の手書きの看板の小林カレー

JR二日市駅を出て、左側に見えるこのお店、古い建物に、いかにも怪しげな看板。 飛び込みで入るには、かなり勇気のいるお店です。 以前に、空腹でお店の前を通ったことがあったのですが、あまりにも怪しい雰囲気に素通りしてしまいました。 福岡市近郊食べ歩きグルメ情報  で美味しいとゆうことを知り、それ以来、機会があれば行くお店になりました。

入口をくぐると、外観の怪しさとは一転して、木を使ったログハウス風な明るい室内で、渋いオーナー(かなりカッコいい)が、クールに迎えてくれます。

小林カレー
ログハウス風な明るい店内

カレーは、チキンカレー、キーマカレー、シュリンプカレー、黒カレー(イカ墨)の4種類あります。 以前は、冬限定でタイカレーもあったようなのですが、「材料が手に入らない」ということらしく、復活はしていません。オーナーの味へのこだわりも見え隠れします。

お勧めは、定番のチキンカレーのやさいトッピング!

小林カレー
チキンカレー + やさいトッピング 700円

手羽元一本と、素揚げした季節の野菜がたっぷりと入ったカレーです。
辛味は、普通、チョイ辛、中辛、大辛、激辛 と5段階から選ぶことができますが、もっと辛くすることも可能なのだそうです。 よし子は、いつも激辛を注文しますが、だいたいどこのカレー屋さんでも一番辛いのを注文するので、参考にしてください。

このスープカレーの味ですが、カレー風味のチキンペースで、トマトの酸味がよくきいています。とてもあっさりしていて、スプンに盛ったご飯をスープに浸しても、じわ~っと染みていき、味がよくなじみます。また、トッピングのやさいがサクサクとして、違った食感も味わえます。値段もかなりお手ごろで、量も多めで、あまり量が食べられない方には、ご飯が少なめのミニサイズのカレーも用意されています。

一度食べてみると、スープカレーの魅力にはまること間違いなしですよ!

小林カレー
福岡県筑紫野市二日市中央2-6-11
tel. 092-928-3202

◆参考サイト◆
福岡市近郊食べ歩きグルメ情報

芋焼酎もいろいろ・20度・25度! ひぃーっ!

ここ最近の焼酎ブームには本当に驚かされる。以前は、焼酎というと安酒のイメージが強かったし。でもって芋焼酎は麦焼酎などとは違い匂いを嫌う人も多く、九州外では見かけることも少なかった。「麦はいいけど、芋はん~~~~。」なんって声もよく聞いたもんです。

ところで、芋焼酎の多くは鹿児島県と南部の宮崎県で造くられているのだが、この芋焼酎にも大きくわけて2種類あるのを知っているだろうか。

実は、鹿児島では25度が好まれ、そして私の故郷宮崎では20度の焼酎が好まれているのです。 意外にも鹿児島人の中には20度の焼酎の存在を知らない人も多いのです。

霧島
黒霧島 20度 25度

鹿児島のヨットクラブの「のんかた」(飲み会)で、宮崎にも住んだ経験のある鹿児島出身の方に尋ねてみたことがある。 当然のことながら、その先輩は宮崎でも「のんかた」を経験されているから、20度の焼酎のことは知っていたのだが、ぴしゃりと一言「そら宮崎の人の方が酒飲みやからよ」だって。

霧島   霧島
黒霧島左:25度、右:20度

その方の説では、お湯や、水で割らず芋焼酎の味そのものを味わう為に度数は低めで販売しているのだそうだ。「宮崎の人はきのままで飲む人が多いからな~!」と言われてしまった。確かに、鹿児島では焼酎とお湯を5:5とか、もしくはそれ以上に薄めて飲んでいるようであるし、宮崎では7:3や8:2などで飲んでいる。その話を聞いて妙に納得したものである。

子どもの頃からこのことは知っていたのだが、改めてこの理由について調べてみることにしました。 そこで、酒造メーカーでも同じ銘柄を20度、25度と2種類出している、宮崎県都城市に本拠を置く、霧島酒造へ問い合わせてみた。

●霧島酒造からの返事 -------------------

20度焼酎が生まれたのは、昭和28年3月1日で、酒税法が全面的に改正となり、新しく20度以下の新税率が制定されてからです。これは、当時全国的に蔓延していた密造焼酎の撲滅対策として講じられたものです。

これ以前の酒税法では、焼酎乙類は、25度以下1石(一升瓶100本)につき1万2,700円の酒税で、これが最低の税率でした。改正された酒税法では、20度以下1石につき、9,100円という新しい税率が設けられました。

25度一升瓶の酒税が127円に対して、20度一升瓶は91円となり、税額の差は36円。この税差と製造原価の違いで、20度の末端価格(小売価格)は25度より40円安い価格となりました。当時の40円は大きかったと思います。

密造焼酎は、素人が作るわけですから、質も悪く、アルコール度数もせいぜい20度くらいだったそうで、特に密造焼酎が多かった宮崎県は、飛躍的に20度焼酎の消費が伸び、25度の焼酎の売上はわずかになって行き、今に至っているわけです。

――ということが、ことの理由なのだそうだ。

以前は、宮崎人は酒飲みだからっていうことに、妙に納得してしまっていたのだが、こういう密造焼酎と酒税法ということが大きく絡んで、20度文化の宮崎というものがあるのだということは見当もつかなかった。

さらに霧島酒造からかえってきた返事にはこう記されていた。
熊本の「白岳」、大分の「いいちこ」といった芋以外の焼酎でも20度は多く作られているらしく、霧島酒造が大分向けに出荷する芋焼酎のうち80%は20度なのだそうだ。

おおいた出身の友人に聞いてみると、「25度のロックはきついでいかんわ。 やっぱり20度がいいだがね」と返事がかえってきた。 たしかにいわれてみればその通り。

最近は芋焼酎の中には、手に入りにくくなった銘柄もたくさんあり、定価の10倍以上なんていう値段での取引も珍しくなくなってきている。そういった希少価値のある焼酎を飲むのも楽しいが、同じ銘柄で度数の違う焼酎を、いろんな割り方で飲み比べてみるっていうのも乙だと思う。

◆参考サイト◆
霧島酒造 「霧島」
高橋酒造 「白岳」
三和酒類 「いいちこ」

シラス台地でろ過された天然の湧水「大重谷水源」

鹿児島観光・文化検定 公式テキストブック「かごしま検定」によると、

世界遺産の屋久島、霧島、高隈山系などを中心に水資源の豊富な鹿児島県は、全国のミネラルウォーターの銘柄数337(2004年)のうち、55を占めトップなのだそうだ。

大重谷水源
どんどん流れ出る 「大重谷水源」 の湧水

近所のスーパーでも、はたまは大型店舗の本屋でも、様々なペットボトル入りや、箱入りの水を販売している。それほど鹿児島県は水資源の豊富な場所なのである。 実のところ、人口60万を有する鹿児島市でもそれは同じで、市内を含め近郊にいくつもの湧水地がある。

鹿児島市には、以前は酒造りに使われていたとされる「酒水の井戸」(慈眼寺公園内)、地区の人により大切に守られている「明ヶ窪の湧水」、甲突川の源にほど近い場所にある「銘水 八重之雫」、また鹿児島と接する川辺町には、環境省選定 名水百選に数えられる「清水の湧水」など素敵な名前の付いたおいしい水がコンコンと湧く湧水地がある。

大重谷水源
「大重谷水源」

今回は、かくのぶえ著「鹿児島のおいしい湧き水」に著されている、七窪湧水(下田町七窪の下公園内は入場料300円で汲むことができるという「水源」)においしい水を汲みに行ってみた。ところが、本に書かれている下公園をいくら探してみてもわからず、半分諦めかけていたのだが、交番で尋ねたところ、この本に出ているところは「大重谷水源」のことだということが判明した。この地区には「明ヶ窪の湧水」と、「大重谷水源」の2箇所しか聞いたことがないらしい。

さて、この「大重谷水源」だが、七窪の大重祐三さんが所有している湧水で焼酎作りにも利用されていることで有名だ。また、水汲み場に隣接する「がんこ亭」をはじめ、さつま麺業グループではここの水をタンクで運んで使用してるそうだ。ちょうどタンクローリが水を汲みに来ていた。美味しい焼酎、料理には美味しい水がかかせない。至極当然のことだ。

まずは300円入れてパーキングのようなゲート通り抜ける。

大重谷水源
「大重谷水源」

後は奥にある水汲み場の側へ車を止めればいい。綺麗に整備されているし、水の口はいくつもあるのでとても汲みやすい。これで300円なら安いのではないかと思う。とはいっても同じ水源と言われている、山の反対側に位置する「明ヶ窪の湧水」は1回100円で汲むことができることを考えると悩みどころでもある。

ちなみにここの水は、シラス台地でろ過された「天然の湧水」で四季を通じて水温16度なのだそうだ。なるほど寒い冬は水はそれほど冷たくないわけだ。

大重谷源水
鹿児島市下田大丸町大丸83-3(がんこ庵 大重谷店横)

◆関連サイト◆
さつま麺業グループ