そよかぜカービング日記 -8ページ目

そよかぜカービング日記

愛媛県でスノーボードやってます。

 

有給を使って白馬まで滑りに行ってました。
板や装備はスキー宅急便で送り、愛媛から長野までは
夜行の高速バスと、電車を乗り継いでの移動です。

 

 

 

1日目は白馬五竜で、午後から半日券滑走。
はじめてゴンドラなるものに乗り、山頂へ到着。

 

生憎の曇りで景色はイマイチでしたが
四国ではありえない広大なフィールドを堪能。

 

 

 

2日目は白馬岩岳で一日券。

午前中は晴れてくれて、山々の景色は格別!

 

コースも多種多様でパウダーありの林道ありので、
もういっぺん行きたいスキー場であります。

 

 

 

3日目は白馬栂池で一日券。
ここの超広大で幅広なゲレンデを滑ることが
今回の一番の目的だったのですが天候には恵まれず。

 

しかしカービングの練習にはうってつけで、一時は
ヒールでもベタベタにハンドスライドできるゾーンに入れました。

 

 

 

4日目は最終日。交通の便や、宅急便や、お風呂などの都合で
再び白馬五竜を半日券。そして隣の白馬47を滑ってみたんすよ。

 

白馬47はメインコースは急な斜面が多く
連日の滑走で疲労した筋肉には非常に厳しい。

かといって初心者向けの林道コースは、本当にイージー過ぎ。

 

山頂へはゴンドラとリフトの乗り継ぎが必要で流れが悪く
個人的にはちょっと好きじゃないかな~?と。

 

その代りパークがもの恐ろしく充実しており

そっちの方向の人には最高のスキー場だと思われます。

僕は滑るのが主体なので関係ありませんが。

 

なので五竜の頂上のコースのリフトを回してました。
この日は快晴で景色は最高。

 

また、白馬的にそんな雰囲気でしたが
雪面のグリップが良く、エッジが噛むので、しっかり板を立てても
不思議なぐらい安定していて、深いカービングを楽しめました。

 

 

 

白馬は噂には聞いてましたが外国人めっちゃ多い。
欧米人5割・たぶん中国か台湾人2割・日本人3割って感じ。

シャトルバスとか乗ったら日本人は僕一人で
あとはすべて欧米人だったりと、むしろ僕の方が外国人でありました。

 

また宿泊先もお客さんは全員外国人。
こりゃ夜中にうるさいかもよ、と心配でしたが
皆さんスキー疲れで撃沈してたのか3日間とも静かで助かりましたw

 

それにしても四国民としては非日常感に溢れる
大きなスキー場を、良い雪で滑るってのは本当良いっすね。

 

しかし実際、スキー場の上の方は斜度が強かったりで

スノボで滑るには足がしんどかったり、コースがロングでも

リフトに乗ってる時間が長かったりしがちでもありました。

 

アクセスの良さ、リフトに乗ってる時間の短さとか考えたら
スノーボードの環境としては、近所に久万スキーランドが在るのって
ものすごく恵まれてるんだな~と有難くも思うのでした。

 

今季から導入したバートンのステップオン。

最初こそ着脱に苦戦しましたが

慣れてくると、ものすごく楽ですね。


実際のとこ、着脱の手軽さ最優先で購入したゆえ
操作感とか、硬さがどうのとか、重量がいくらとか、ちっとも

把握していないのですが、便利さの前では全然気になりません。

 

ステップオンを使用するからには、

リフトから降りてノンストップで滑り出したいところ。


それにはまず、片足状態のときに

ある程度の勢いを保ちつつ、真っすぐ滑る算段をつけながら

しゃがんで後ろ足のハイバックを上げて

ビンディングに乗ってる雪を払い、とりあえず足を乗せる。

 

次に、後ろ足を気持ち大きく上げてハイバックに当てながら
下ろせばステップオンのロック(全2段階)がかかります。

 

ロックが一段さえ入ればコントロールが利くので
あとは適当に足を動かしてれば前部分のロック2か所も固定完了。

こうしてリフトからノンストップで滑り出せるのです。

 

とはいっても自宅で練習でステップオンした時は
カチカチ音を聴いて入った!とわかるのですが、

現場ではステップオンが入ってる音は全然聴こえません。

 

さらに、ある程度の速度がないと、後ろ足を乗せたときに
板がズレて横向いたりするので、雪の滑りが悪いときは
スケーティングして勢い足しながらステップオンするべきだったりで
何も知らない使い始めのころは苦戦してました。

まぁ今でも時々ステップオン失敗してあばばばってなるのですがw

 

また、滑り終えて後ろ足を外すときも
ロック解除のレバーを上げて、やや強く、メリハリつけて
もぎ取るように捻って外した方がよろしい感じです。

 

半端にゆっくり外そうとすると、うっかり踏みしめなおして
再度ステップオンしてしまった状態になり、脱いだつもりが
全然脱げてなくて転んじゃったこともあります。

 

 

 

僕がやらかした、ステップオンの注意点としては

取り付け角度を変えるディスクのゴムの蓋部分。


ビンディングに着いた雪が凍ってるときに強引に外そうとすると
ゴム部品同士の接着が負けて少し剥がれてしまいました。

 

なので、ここのカバー付近が凍り付いてるときは
マイナスドライバーで優しくこじ開けるようにしてます。

 

 

 

使用後は毎回、インナーブーツを布団乾燥器でドライにして

さらにその中のインソールも取り外して乾かします。

数回に一回は洗濯して汚れ取って快適に履けるように心がけております。

 

ステップオンは個人的には購入して大成功。かなり大満足です。

あとは耐久性がいかほどか。何年使えるのか、ものすごく未知なんすよね~。

 

相も変わらずカービングのヒールサイド側を頑張り中です。

 

深いカービングを行うにはしっかり角付けをして

姿勢を低くしなければなりません。

 

それには前足を伸ばしながら倒れ込む必要があるのだけども、

股関節を曲げるだけでは前足も後足も同時に曲がっちゃって

ただ踏ん張ってるだけの状態になりがち。

 

そこでどうするか考えた結果、敢えて意図的に
後ろ足だけ曲げてみれば、前足が伸びやすいことを発見。

体を低くしつつ、後ろ膝を曲げながらターンに入るのです。

 

これで滑ってみると良い意味で前後のバランスが崩れ、
無駄な踏ん張りが解除されて以前より姿勢を低くすることができました。

 

とは言っても実際、前足は全然伸びてないんスけどね。

後ろ足との拮抗がわずかに逸れた程度ぐらい。
それでも体感的には全然違うものなのです。

 

そして姿勢が低くなればヒールでも俄然ハンドスライドしやすくなり
ターン後半で引っ張りつつのお手つきではなく、

ターン中盤からのお手つき出来るようになってきました。

 

まだまだ不安定なところや未知なところはありますが
シーズン前に掲げた「ヒールでお手付きしながら
ターンできるようになる」という目標にばっちり到達。

 

しかしまだまだ向上したい。しっかり前足を伸ばして
がっつり低く、板を立てたターンができるよう
さらに試行錯誤するであります。