そよかぜカービング日記 -7ページ目

そよかぜカービング日記

愛媛県でスノーボードやってます。

 

 

 

待ちに待ち望んでいた18-19スノボーシーズンイン。

場所はもちろん久万スキーランド。

今年はシーズン券とか買っちゃって、やる気満々。

 

初滑りは久万のオープン日から一日ずらしを選択。

そのため初心者な人はほとんど居らず、滑りなれた人たちばかりで

座り込みも無く、非常に滑りやすい人的環境でありました。

 

しかし、コースは幅狭くて、シャバシャバで、カービングターンしようにも

エッジを立てただけででもグズグズ沈んで転んでしまうし

雪面も酷くボコボコでいつでも転びそうな状態w

 

だけど、それでも良いのです。スノーボードできるだけでも大満足。

シーズンオフずっと脳内スノーボードしてましたから、ただ滑れるのがホント嬉しい。

そして環境を整えてくださるスキー場にも大感謝です。

 

とりあえず移動手段的に滑るぶんの感覚は取り戻せたと思うので

良い初滑りになったのではないでしょうか。

 

とはいえ、やっぱ、早くエッジを立ててベタベタに低いカービングの

練習したいんで、雪。とにかく雪量ほしい。早くドカ雪とか来てくんないかなー。

 

 

 

MOSS試乗会、前半はスポーティな板を試乗しましたが

後半はスノースティックにも乗らせてもらいました。

スノースティックはカタログスペックは考えないようにして乗ります。

 

僕がいま求めてるのはカービングターンでの性能ですが

板のデザイン的にはスノースティックみたいな

アナログ感あふれる板の方が好みだったりもして

趣味として所有するなら断然こっち的なスタンスでもあります。

 

それで最初に「短くてスワローテールで後ろに乗るやつ」をお願いして

出してもらったのが、上の写真の板。名前とか長さは控えるの忘れたけど

まさしく試してみたかったタイプの板であります。

 

いざ試乗してみると、けっこう、かなり普通。乗りやすいです。

ノーズの幅のせいか、ターンでは平べったい板に乗ってる感もあるけど

思いのほかエッジグリップもあって、充分カービングをエンジョイできそう。

 

スタッフの方に説明してもらったには、見た目的には

随分と後ろに乗ってるみたいだけど、実際に滑走中に当たる

有効エッジの範囲から考えたら、そこまで後ろに乗ってないので

難しくないとのことでしたが、確かにその通りでございます。

 

ただ、先端が尖ってるのが、刃物とか危ないものを

人に向けてるような感じがして、心落ち着かない部分もあったりで

先が尖った板は僕の精神構造的に向いていないとも思いしったのでした。

 

 

 

お次は新型、C3とかいう短い板です。

C3はグラフィックも形状も、ものすごく好み。

ネットで見たときは色は真っ白だと思っていたのですが、

実物は青緑がかった白色でした。

 

乗ってみると短いせいか、縦に落ちてるときは安定感が弱い感じですが

曲がってるときは妙に安定感があります。それよりも、なによりも

常に眼下に四角いノーズが見えるのが気になって仕方ありません。

でっかい消しゴムに乗ってるような気分になる板でしたw

 

 

 

そしてスノースティックの中で最も気になってたのが、

このJELLY FISHという板。

 

なんといってもテールのおもしろ形状がすごく好み。

この形により、極端な後ろ乗り姿勢での滑りも楽しいとのことです。

 

乗ってみると、すごく、なんか、妙に、バランスが良い!?

取り回ししやすいし、エッジグリップも良いしで、かなりしっくりきます。

見た目だけでない優秀なオールラウンドボードって雰囲気。

 

なんというかターンするのが楽しいって感じで

雪面のコンディションが良ければ余裕でガッツリと

板を立ててカービングターンを楽しめそうです。

 

個人的にはこの板、めちゃんこ気に入りました。

この形状で、これだけ滑りが良ければ、きっと満足感抜群なはず。

 

 

 

スノースティック試乗の最後に、長いスワローテールのパウダー板を

乗りたいと言ったら、それらは割と普通のボードなフィーリングだということで

面白いところで出してもらったのが何と、180CM台の長さの板。

後ろ姿勢気味で乗らないと曲がりにくとのことです。

 

これ暴走しちゃうんじゃないかと心配ではありましたが、乗ってみると

案外普通。普通にズラせるし、身長163cmの僕でも制御できます。

 

ただカービングとなると、長さの割にはエッジグリップが低すぎで

攻めて乗る板では全然ありませんでした。しかし、この板で、広々とした

ゲレンデを大きな弧を描いてクルージングしたら、さぞかし気分がよいでしょう。

 

言葉は悪いけど、褒め言葉的な意味で馬鹿ボードであり

めっちゃ長い板でスノーボードしてます!っていうのは

やはり趣味として、かなり自己満足が高いのではないでしょうか。

 

ただ、今回いろいろ試乗させてもらって僕が一番求めてるのは

カービングでのエッジグリップであることがわかりました。

 

それならハンマーヘッドの板がベストでありますが

形状的にも乗り心地的にもJELLY FISHはものすごく優良な板。

何年も継続的に販売してくれれば、カラーリングによっては買っちゃいそうです。

 

2月20日に久万スキーランドで開催の

MOSS 18-19モデル試乗会 で、様々な板に乗らせてもらいました。

 

 

 

僕はカービングが好きなので、それ方向の板でということで

最初はREVOLVERの151を試乗。普段は155の板に乗ってるので少し短い感じ。

呼び名はリボルバーなのかレボルバーなのかは未だ不明。

 

で、いざ滑ってみるとすごく難しい。難しすぎる。

硬い石に乗ってるみたいだし。曲がろうとすると突然角度がついて転ぶ。

地面に近づく前に、ズデンと、3度ぐらい転んでしまいました。

 

ショートターンをしてみると自分の意志よりも、先に板が動こうとするので

僕の方も負けじと板より先に動こうとしてみたら、良い雰囲気になりましたが

これは時間をかけなきゃ乗れません。なんか違う世界の板って思いました。

 

 

 

REVORVERの次は、目当ての板が出払っていたので、口直しに乗らせてもらったのが

ROCKの155ぐらいの長さのやつでした。乗ってみると、かなり普通で扱いやすい。

僕のRIDEのALTER EGO 155にそっくりなフィーリングで

エッジグリップもしっかりあるし、無難に良い板って感じでした。

 

 

 

今回、一番乗ってみたかったセミハンマーの板、RRのグラスです。

長さは161で、僕の身長163CMに対しては随分とロングであります。

 

このRRの板の乗り味云々以前に、161に乗れるのか?という

長さにチャレンジする試乗と相成りましたが、背の低い僕でも

わりと普通に乗れるってことが判明。そしてグリップ力は絶大!

 

しかし最初に乗ったREVORVERと同じで、前触れなく板が立って

転んでしまいがち。ターン侵入で突然地面に叩きつけられてビックリ。

 

あと、本格的に滑る前の、軽斜面でゆっくり滑る部分ですら

ちょっと板を傾けただけで成す術なく倒れて転んだりもしました。

 

グリップそのものは強力なんだけど、ターン前半で強制的に転ばす

いじわる装置がついてるみたいで安心して板を立てれない。

 

僕的には慣れでなんとかなる範疇ではないような気がしますが

それでも逆に、こういう感じが乗りやすいって人もいるんだろうなぁ~。

 

 

 

打ちのめされたお次は今回の試乗会の第二の本命、TWFD155。

先のセミハンマーですら、あんなにも急激反応を示したんだから

完全体のハンマーヘッドなんて扱えない。絶対無理!とか、諦め半分で

乗ってみたらあらら、案外扱いやすい!というかハイパー乗りやすい!

 

先の板よりも短い、というのもありますが、オールランドボードみたいに

普通に取り回せるし、自在にズラせるし、余裕でフリーランできます。

そんで、いざ板を立てれば強力グリップを発揮!なによりハンマー形状の

角っこ感が、ターンしてて心地よい。これはかなり美味しい乗り味。

 

 

 

TWFDが良かったものだから、立て続けにメタル&カーボン入りのTWISTER155にも試乗。

手に持ってみて、明らかに重量を感じます。でも足に着けたら別にそうでもなかったw

 

乗ってみると、やはり重さのおかげかTWFDよりさらにグリップが良い印象。

かといって特にデメリットが無いようにも思える、かなり理想的っぽい板。

 

なんかネットでは、ハンマーヘッドとかメタル入りは難しいげな事を書かれてましたが

僕的にTWFDとTWISTERは圧倒的にフレンドリーな存在であります。

 

ただ乗り味が良くてもマルボロカラーなグラフィックはちょっと勘弁。

お値段が張る板でも、シンプルな白とか黒だったら購入決定してた可能性大。

 

それにしてもラウンドやセミハンマー形状のREVORVERはなぜ乗りにくかったのだろうか。

僕にとっては鬼門で、テクニカルな板は到底無理ですわと思いしらされたところに

TWISTERに乗れて救われたし、俄然ハンマーヘッドに興味が湧いてきました。