みんな幸せになってもらいたいと思うが、現実には、その人の業によって幸せになれるかどうかが決まる。
苦しみが深い人ほど、幸せにするのには時間がかかるし大変な苦労が必要になる。
でも、それよりも助け難い人がいる。それは一見すると何の苦しみも感じてない人です。このような人は堅い我に覆われて、心を隠しているので、苦しんでいても苦しんでいると自覚がない。
それでいて、我を壊そうとすると、こちらを拒絶してくる。
このような人は助けたくても、助けられない。
それと比べたならば、どんなに罪悪が重く、助けがたくても、苦しんでいる人の方が助けやすい。
苦しみを感じてこそ、人は救える。幸せにすることができるのです。