嫌なことがあるというのは | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

よく今日は嫌なことばかりあったという人がいます。じゃあ、この嫌なこととは何でしょう。

私たちは誰しも物事が自分の思い通りに進んで当然という思いがあります。

例えば、投資をしたら、自分の計算通りにお金が増えてゆくとか、自分がこうしたら、相手はこうしてくれて当然とか、自分の思い通りに物事が進むことが当然のように思っています。

でも、現実は自分の思い通りに物事が進む訳ではない。そんな時、私たちはその思い通りに進まないことに対して嫌なことがあったと思います。

でも、真実から言えば、思い通りに進むことは、当たり前じゃない。むしろ、思い通りにいかないことがあって当然なのに、私たちはその真実が分からず、思い通りにならないことがおかしいと思ってしまいます。

そこで思い通りにならないことに対して我慢する。

この我慢するとは、我慢していたら、やがて思い通りにならないことが終わり、思い通りになると思ってやること。

でも、現実は我慢したって、思い通りにならない現実が変わる訳ではない。

だから、もうこんな人生嫌だとなって嘆くことになります。

でも、どんなに嘆いたからといって、思い通りにならない人生が良くなる訳ではない。

だから、大事なことは思い通りにならなくて、当たり前なんだと現実を受け入れること。

現実を受け入れたら、苦しみはなくなる。どんな人生も前向きに生きてゆくことができます。

そこで大事なことは、思い通りにならないことがあった時に、ただその現実を我慢して耐えるのではなく、どうしたら思い通りになるか考えることです。

思い通りにならないことがあっても、ちょっとやり方を変えるだけで、思いが通ることはいっぱいある。

そうやって思いを通してゆくことで、思い通りにならないことも仕方ないと受け入れることができる。

苦しみのない人生を生きてゆくことができるのです。