私たちが悪を造っていながら、それが悪だと気づかないのは、悪を悪だとは分からないから。どうして分からないのかと言えば、真実が分からないからです。
この真実には二つあり、自分が見ている世界の真実と自己の真実があります。
この二つの真実が分からないから、苦しみを生み出す種まき(悪)だと気づかず、やり続けてしまうのです。
だから、悪を悪だと気づくには、真実を知ることが大切なこと。
だから、仏法ではこの真実に気づかせるように、様々な行いが教えられる。
真実を知ることで迷いが破れる。
そこで初めて幸せになる為の種まきができるようになるのです。