できない自分を見てもダメだと見捨てない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは自分の問題点とぶつかった時、多くの人は、その問題点から逃げてしまい、自分は自分のままでいいんだと思ってしまう。

なぜ逃げるのかと言えば、問題点と取り組んでも、すぐに解決する訳ではないからです。

私たちはすぐに解決することができない問題と向き合うと、できない自分が見える。

そして、できない自分を受け止めることが嫌で逃げてしまう。

それはできない自分のままでは、ダメなんだと思うからです。

このように思うのは、その人自身が他人を見た時、その人のできない所を批判するから。そして、指摘しても、すぐに変わらないと、心の中で、この人はダメな人間なんだと見捨てているから。

それが自分に跳ね返って、自分もできない所は、すぐに変わらないといけないし、直すことができなければ、ダメなんだと思うからです。

でも、人間はそんなに簡単には変わらない。変わる為には時間がかかります。

だから、どんなにできない人がいても、その人をすぐにダメだと思わず、暖かい目で見て、サポートしてゆく。

そうすることで、自分のできない所も、できないからと言ってダメなんだと思うことなく、こんな自分だけど、時間をかけて変えてゆこうと思えるようになる。

相手に向けた思いは自分にも返ってくる。

相手は自分なんだと思って優しく接してゆくことが大切ですね。