いらなくなったものをあげることは悪くはないが | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

せっかく物を頂いても、その人がいらなくなったからくれたんだなと思うと残念な気持ちになる。

それは相手から自分は大事にされてないんだなと感じるからです。

もちろんその人にとっていらないものでも、自分にとって必要なものならば有難いですが、それは頂いたものが必要だからであって、それを私にくれた相手の心を見ると悲しくなります。

いらなくなったものをあげること自体は悪いことではない。でも、その時は、あなたの為に施しますよという顔をするのではなく、これ使わなくなったので、受け取ってもらえますかと申し訳なさそうに渡す方がいいと思います。

本人としては、せっかく買ったものを無駄にしたくないという気持ちであげるもの。

だったら受け取ってくれる人は有難い人であり、これで買ったものを捨てずに済んだと思えば、感謝の気持ちも起こる。

それをまるであなたの為にあげるのですよと施しに変えてしまう。

それは自分に嘘をつく行為であり、決してそれで幸せにはなれない。

幸せとは正直な気持ちから生まれるもの。

相手の為に施したいなら、その為に用意することが大切だし、そうでないなら、受け取ってもらったら有難いという気持ちで渡すことが、受け取った人も気持ち良く受け取れる秘訣なんだと思いました。