恐ろしいことを恐ろしいことに気づかないものが人間 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちの生きている世界は心の世界。現実世界を心のスクリーンに映し出して、見ている世界。

だから、現実世界だと思って見ている世界そのものが心の中の世界。つまり、私たちは心の中で生きています。

この心の世界で誰かのことを否定したならば、それはすべて自分へと返ってきます。

だから、誰かを否定した分だけ、自分が苦しまなければなりません。

でも、私たちは我があるから、誰かを否定しても、すぐに苦しみが返ってくる訳では無い。

その為に責めても苦しまないから、私たちは自分が見ている相手を自分じゃないと思って、どんなに酷いことでも平気で思ってしまう。

しかし、それはすぐには返って来なくても、必ず自分の元へと返ってくる。

やがて激しい苦しみや不安となるのです。

でも、私たちは本当に返ってくるまで、自分の起こした思いが悪かったと思わない。

本当に恐ろしいことを恐ろしいと気づかず、続けてしまうものが人間なんだと思います。

人は真理を知らないから苦しみ続けてしまうのだと思わずにおれません。