人は価値のあるものを失った時に、その人の真価が問われる。
多くの人は失っても、失ったことを認められずに自分の描いていた理想を求めてしまう。
たとえば、それがお金ならば、時間をかけて、コツコツ積み上げてゆかなければ得られないのに、時間をかけずに、お金さえ出せば、もっと多くのお金が得られると思ってしまう。
ここに目の曇りが生まれて、そんな話、冷静な時ならば絶対に乗らないようなことでも、なぜか上手く行くと思って乗ってしまう。
騙されて、多くのお金を失う。
真実から言ったならば、何事もコツコツ積み上げてゆかなければ得られない。
その原則を忘れず、一度に多くのものを求めず、時間をかけて求めてゆけば、騙されることもなく、着実に求めてゆくものが得られる。
豊かさとは、着実に積み上げてゆくことによって得られるもの。その原則を忘れず、すぐに結果を求めず、時間をかけて求めてゆく道を進みたいものです。