私たちは、あれも欲しい、これも欲しいと思って買いますが、買ったものをちゃんと使うことなく、買ったことに安心して、次のものが欲しくなる。
でも、どんなに欲しいと思って買っても、使わなかったら意味がない。
物というのは、使ってこそ、それが自分にとってどれだけ大事なものか分かります。
多くの場合、欲しいと思って買ったものの多くは自分にとって本当の意味で必要のないものが多い。そして、欲しいと思って買った後から、すぐに次の物を探している。
その人にとって欲しいと思ったものは、とても輝いているように見えるのだと思います。
でも、それを使った時に、分かることは、ちゃんと使おうと思ったら、一つのものでも、それだけの時間が必要だということです。
そして、ちゃんと時間をかけてあげたいと思ったならば、今使っているものがあるから、新しいものが買えなくなる。なぜなら、買っても使えないからです。
使えないと分かると、欲しくなっても、買う時に、これ使うかなと考えるようになる。
そして、買っても、使わなかったら、お金は無駄になると思うから、欲しくても買わなくなる。
やがて、新しいものを買うよりも、買ったものをちゃんと使うことに楽しみを覚えるようになります。
物はちゃんと使ってこそ輝く。
新しい物よりも今使っているものが輝いて見えるようになりたいですね。