人と接することは学びの連続。自分の話したことが上手く伝わったということもあれば、気分を害してしまったかなと思うこともある。
私は仏法という思想を相手に伝えることが仕事だから、いつも相手と接した時に、自分の思いを上手く伝えるように考えます。
考えてみれば、私と話をする人は、私に自分の話したいことを話したいだけなので、私の話を聞きたいと思っている訳ではありません。
そんな状態で自分の話をしても、相手は聞いているようで聞いてない。結局、相手に届いてないので、話したことが意味がありません。
だから、相手と話をする時は、私の話を聞いてもいいなと思ってもらえるまで、待つことにしています。
そして、相手の話を通して、相手は何が言いたいのかと考えるようにしています。
人は話していることが、そのまま自分の思いじゃない。だから、話を聞きながら、相手の心はどう思っているかを考えなければなりません。
その為に話を聞きながら、相手を観察する。
自分の話を聞いてもらう為にも、相手のことをよく知ることが大切だなと思いました。