色々な人の話を聞いていると、世界はその人に対して優しく働いているなと感じます。
それはその人たちが思い通りに物事が進んでいるからではありません。それどころか、現実は自分の思い通りにはならず、苦しい思いをしている人の方が多い。
でも、思うのです。今、その人たちに起きていることは、その人たちが向き合わなければならないことであり、どんなに都合が悪くても、目の前の問題と向き合うことは、その人にとって、幸せになる為の求道であり、仏法そのものだと感じるからです。
だから、世界は一人一人が幸せになるように課題を与えてくれているのだと感じるのです。
そして、その人が目の前の問題と向き合いたくなくて、逃げても、逃げた先で、同じ問題が生み出される。
だから、その人が向き合って解決しない限り、一人一人の課題からは逃げることはできません。
そういう意味では、みんな仏法を求めるしか幸せになれないのだなと感じる。
世界は優しく自分の目の前に一人一人の課題を突きつける。
そういう意味では、みんな幸せになる為に生きているのだなと思いました。