戒ができないと心に穢れが溜まる。穢れが溜まると自分なんてどうでもいい存在のように感じて、自分の幸せの為にタネを蒔くことが面倒臭くなってやれなくなる。
頭でこうしなければならないと分かっていても、それをやっても意味がないように感じて、頑張れなくなる。
やがて、やらなければならないという気持ちからやらなくてもいいんだとやらないことを正当化してゆく。
人は自分の存在を大事に思うからこそ、自分の為にわざわざ動くことができます。
しかし、自分の存在はどうでもいい、いらない存在だと思うと、自分の為に何もしたくなくなる。
結果、不幸になってしまうのです。
私たちは幸せを求めています。でも、誰もが幸せに向かってタネを蒔いている訳ではないのです。
幸せになりたいと思ったならば、タネを蒔かなければならない。それが面倒臭いから、何かと理由をつけて、今のままで幸せになれるのだと思ったり、何をやってもダメなんだと自暴自棄になったりしています。
ただ元に戻す習慣を身につけるだけで、自分の為に動けるようになる。こうしたら幸せになれると聞いたらやってみようと思うようになります。
幸せは自分の存在を大事だと思えないとなれないものなんですね。