真実から言えば相手は自分 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは自分が見ている世界は現実であり、そこにいる相手は現実の相手だと思っています。

しかし、真実から言えば、私が見ている世界は、現実の世界を見て、心の中に映し出し、その映し出された心の中の世界を見ているのです。

だから、目の前にいる相手は自分の心に映し出された映像であり、私たちが見ているものは自分の心なのです。

だから、究極的に言えば、相手は自分であり、相手に向けた思いは自分に向けた思いになってしまうのです。

この真理を悟ることを仏の悟りを開くと言います。

だから、仏様はどんな相手も自分だと思って接して、相手を傷つけるようなことは思わないのです。

なかなか相手が自分だとは思えませんが、思えるかどうかに関わらず、相手に向けた思いは必ず自分に戻ってくるので、気をつけてゆかなければならないものなのだと思いました。