一緒にいてくれてありがとう | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

執着が無くなると相手に対する関心が無くなると思っている人がいますが、実際は執着が無くなると、相手のことを大事にしたいと思うようになります。

執着とは相手を束縛したいと思う心。

それは一緒にいる時は相手のことについて関心がなく、離れた時に寂しいと感じて、相手を束縛し、自分の思い通りにしようとします。

だから、執着している相手はちっとも大事にしません。

それが執着から離れると、本当に相手のことを大事に思うようになり、いつか別れてしまうけど、それまでの時間、少しでも大事にして、相手の喜ぶことをしたいと思うようになります。

それは一緒にいながら、今日が最後だと思って過ごすようなものです。

この世は無常の世界。

本当はいつ別れてしまうか分からないのが、この世。

だからこそ、一緒にいる一回一回が二度とやって来ない一回となるかも知れない。

だからこそ、いつ別れるか分からないからこそ、今日の一日を相手が喜ぶように大事にしたいと思うのです。

そうやって大事にするからこそ、本当に別れなければならない時、今まで一緒にいてくれて、ありがとうと思えるようになるのです。