仏法聞いたら不安になった | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏法を聞くと不安になる人がいます。それは仏法を聞くことによって、自分の本当の心の状態が見えてきたからです。

私たちは普段は我という殻に覆われている為に自分の心が見えません。

しかし、仏法を聞くと、仏力が自分の心を貫き、心の奥底を見せてくれるので、不安な人は不安な心が見えてくるのです。

だから、仏法を聞いて不安になった人は仏法聞いたから不安になった訳ではありません。元々、不安な心を抱えていたのです。

では、この不安はどこから生み出されたのでしょうか?

それは自分の心で誰かを責めたからです。その時に自分が責めたことで、それが自分に返ってくると思わずに、相手は自分じゃないからと思って責めてしまったのです。

その時はすぐに自分の心が苦しくなることはありませんが、責めたことで、自分の心に不安が生み出され、それが仏法を聞いた時に見えたのです。

だから、不安な心を無くしたいと思ったら、誰がを責めてしまった時に、これは自分にも返ってくるのだと思って、思いっきりやるのではなく、手加減して責めることが大切です。

自分の心から起こした思いは自分へと返ってくる。

ちょうど天に唾を吐くように自分へと必ず戻ってきます。

そう思って、どんな相手にも相手は自分なんだと思って接することが不安な心を無くす為に大切なことなのです。