多くの人が豊かな生活を思い描いた時、それは経済的な豊かさを思い描いていることが多いと思います。確かにお金があれば、好きなものは何でも買えます。
でも、どんなにお金があっても買えないものがあります。それは心の豊かさです。
心の豊かさとは、心が幸せな心で満たされている状態です。それは人の好意を受け取った時に感じます。現実、人が好意で自分の為にやってくれることは日常生活でよくあると思います。
でも、毎日を幸せだなと思って生きている人が少ないのは、人の好意を有難いと思って受け止めずに、当たり前だと思って流しているからだと思います。
人は自分が頑張っていることはよく見えますが、他人の頑張りは見えません。だから、自分のまわりで時分の為に動いてくれる人がいても、その人の存在が見えておらず、自分ばっかり頑張っていると思ってしまうのです。
そして、苦しみの心は不平となって自分の心を傷つけてゆく。
幸せになりたいと思ったら、感謝の心を忘れないこと。自分の為に動いてくれる人がいたら、本当に有難いなと思って、その人の好意を受け止めることが大切です。
人が自分の為に動いてくれることは当たり前では無い、自分のことを本当に思ってくれているのだなと思ったら、思い通りにならない人生も心が温かくなります。
幸せになれるかどうかは、物凄いものを手に入れたかどうかではなく、当たり前のことを当たり前と思わずに感謝できるかどうかで決まるのだと思いました。