死んで持って行けないのに | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

月末になると、毎月お金の精算をして、来月使うお金を封筒の中に入れます。お金は生きる為に大切なものであり、お金の取り分けは大切なことなのではありますが、自分の人生のことを考えると、お金にとらわれずに生きてゆきたいなと思いました。

結局、人生何が大事と言っても、人の心を育てること以上に大切なことはないと思います。

特に次の世代の人を育てることは、幸せな世の中にしてゆく為にも大切なことだと感じます。

だから、少しでも時間があったら、家族の為、また、自分とご縁のあった人に使うことが大切なことなんだなと頭では分かってはいるのですが、現実はお金に対するとらわれがあり、お金のことを考えている自分がいます。

どうせ死んでゆく時には何一つ持ってはゆけないのに、それでも生きていることが当たり前となって、お金があればと思ってしまうのです。

お金を考えている自分はきっとまだまだ生きていると思って、死を遠くに見ているからでしょう。

そうやっている間にも時間は刻一刻と過ぎてゆく。

大切な時間をどうでもいいことに過ごすのではなく、本当に大事なことに費やしてゆきたいと思わずにはおれません。