お金を幸せに変えて貯金したい | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教の言葉に欲の為に千金を投げ出すは髭を撫でるよりも易く、施しの為に僅かなお金を出すことは生爪剥がれるように難しという言葉があります。

確かに欲の為となると、どんなにお金を使っても惜しくない心があります。

しかし、欲の為にお金を使っても、それは何か生み出す訳ではなく、不毛なものでしかありません。

それよりも施しの為に使ったら、お金はそれだけ無くなってしまいますが、それだけ相手を喜ばすことができ、その幸せは相手の為に残ってゆきます。

しかし、それは欲の為に使う時とは違い、幸せの為に使っている筈なのに、勿体ないという気持ちがあります。

お金は死んで持ってゆくことはできません。

そう思うと、生きている間にお金は幸せの為に使わなければ勿体ないのに、僅かなお金でも勿体ないと思う心があります。

我ながら恥ずかしい心ですが、その心と戦って気持ち良く施しができたらと思わずにはおれません。

お金は置いてゆくもの。それを少しでも幸せに変えて貯金しておきたいものですね。