人は整理した時に、今までかけてきたものが無駄になったと知らされます。たとえば、服を整理した時に、高かったのに、着ていない服を捨てると、せっかくお金をかけたのに、ほとんど着ないで捨てることになったと知らされます。
この時、勿体ないと思って、捨てないと、無駄になったことが知らされません。だから、これからも使わないものにお金をかけてしまいます。
私たちは無駄になったと認めなければ、反省しません。せっかくお金をかけたのに、使わないまま、捨てることになったとなった時、あのお金は何だったのだろうと思うのです。そして、これからは無駄なことにお金を使いたくないと思います。
だから、整理をすればするほど、無駄なことにお金や時間を使うことはできなくなります。
そして、本当に意味のあることは何かと考えるようになるのです。
人生は今まで無駄なことをしていたと知らされる度に、生き方が変わってゆく。
だから、人生にとって無駄だと知らされることは大事なことなのに、無駄だと認めたくなくて、多くの時間やお金を結局は無駄にしてしまう。
無駄と知らされるから、無駄にならない生き方ができるようになるのですね。