多くの人はお金があると、そのお金を投資して、さらにお金を増やそうと考えます。
確かに生活する為にお金は必要です。じゃあ、そうやって増えたお金は何に使うかと言えば、もっと投資して、もっとお金を増やしたいと思うでしょう。
そうやってお金が増えると、何かに取り憑かれたようにお金を増やすことに夢中になってゆきます。
やがて投資が失敗して、多くのお金を失う。
そして、あのお金は何だったのかと後悔するのです。
確かにお金を投資して増やすことは大切なことです。
でも、それでお金が増えたら、そのお金は自分の幸せの為に使わなければ勿体ないと思います。
結局、お金を増やすことに夢中になったら、失敗してお金を失うか、使わずに死んでゆくか、結局、そのお金は自分のものにはなりません。
だから、お金は使ってゆかなければならないと思うのです。
じゃあ、どこに使ったらいいか。
それは自分の家族やまわりの人が喜ぶように使うことが大切だと思います。
つまり、施しです。
施しと言っても、そんな多くのお金はいりません。暑い日にジュースの一本でも気持ち良く買ってあげること。常に相手がどうしたら喜ぶかを考え、相手が喜ぶことに気持ち良くお金を出してあげることが大切です。
施しは心がけ次第でいつでもできる。大事なことは相手を見て、相手の望んでいるものを知ることです。
施しはお金の大小は関係ありません。相手を思う気持ち、それが大事なんですね。