施しをする時に思うことですが、施しは相手が喜んでくれたら、それでいいと思います。
このように言うのは、世の中には、施しをするのは自分に感謝して欲しいからする人がいるからです。
でも、それでは施しをしても相手を見ていません。施しをしながら自分を見ているのです。
私たちは放っておくと、自分、自分、自分のことしか見ていません。自分が楽をすること、自分が認められること、自分が感謝されることしか考えてないものが私たちです。
でも、みんなが自分のことしか考えなかったら、誰も認めてくれる人はいなくなります。
どんなに頑張っても、どんなに尽くしても、その苦労を認めてくれる人はいないのです。
だからこそ、私たちは自分から離れて相手を見ることが大切なのです。
相手の方向を見て、相手に喜んでもらいたい、そんな気持ちでするのが施しなのです。
だから、相手を見て施しをしたら相手は喜んでくれる、人を幸せにすることができるのです。
みんな自分のことしか考えない中、誰かを幸せにする為に施しをする人は素晴らしいと思います。
目を自分から離れて相手の方を向いてゆきたいですね。