よく苦しい現実にぶつかると、自分なんかどうなってもいいと投げやりになる人がいます。しかし、投げやりになってやった結果の報いは自分が受けてゆかなければならないと分かってはいません。
この世の中は自分がやったことは自分に返ってくる。たとえ投げやりになってやったことも、それは自分は関係ないとは言えないのです。
そういう意味で、どんな時も自分が責任を取らなければならないのだと思って生きる必要があります。
人は苦しみのタネを蒔く時は平気でやるのに、その報いを受ける時はこんな苦しいなら生きたくないと逃げようとする。
でも、どんなに苦しみから逃げたくても逃げれない。それでも、縁が苦しみの原因だと思っているから、縁を避ければ、楽になれると思っています。
どうしたら種まきを反省できるか。どこどこまでも私たちは種まきを反省せず、苦しみの結果が来た時に嘆くばかりなのですね。