人と一緒に生きていったら、色々なことを気をつけなければならない。自分の何気ない言動が相手を傷つけているかも知れないし、相手の言動で腹が立つこともあります。
そんな時、私たちはこの関係を切ってしまえば、楽になるのにと思いがちですが、確かに切ってしまえば、一時的には楽になるかも知れませんが、それでは学びもありません。
人は人の中にいることで、色々なことを学びます。時にはぶつかることもありますが、そうやって一時的に仲違いすることがあっても、そこで関係を修復したり、謝ったりすることで、また元の関係に戻ることができます。
そうやって、自分が我慢することなく、こういう時は、こういう気遣いが必要なんだなと思ったり、自分が気持ち良く生活する為には、謝ることが必要なんだなと覚えてゆくことで、素の自分のままで人の中にいることができるようになります。
人は人の中にいる時に、気を遣うので、安心できないものです。そして、安心する相手には何をしてもいいんだと横柄になります。
でも、そうやって安心できる相手と接することで、色々な自分を出してゆくことで、少しづつ自分に対して自信が持てるようになり、人間関係を覚えてゆくのです。
幸せは自分が自分のままで生きてゆける世界にある。
素の自分でもいてもいいんだと思えることで、この世界は安心した世界へと変わる。
幸せな人生となるのです。